2つの若宮八幡宮

京都市には、下京区と東山区に若宮八幡宮が建っています。 もちろん、同じ名前なので両者は関係があります。 結論から言うと若宮八幡宮は、最初に下京区に建てられた後、東山区に移転しました。

万寿寺中之町の小さな祠

京都に限らず、街中を歩いていると小さな祠(ほこら)を見かけることはありませんか。 そういった小さな祠を見つけると誰が何のためにこんなところに祠を建てたのかとついつい考えてしまいます。 建てられた時期やその理由がわからない祠が多い中、京都市下京区の地下鉄五条駅と京阪清水五条駅の間で発見した小さな祠には、しっかりと由緒が書かれていました。

渡月橋越しの嵐山の眺め

京都の嵐山に観光や旅行で訪れた時、必ずと言っていいほど、渡るのが渡月橋。 観光シーズンともなると橋の上の車道も歩道も大渋滞となり、なかなか動けなくなります。 歩道が渋滞するのは、多くの方が、橋の上から嵐山の風景を眺めるために立ち止まることが原因です。 急いでいる時には、歩道で立ち止まらないで欲しいと思うのですが、やはり、嵐山の風景が目に入ると、ついついゆっくりと歩きたくなる気持ちがわかります。

織田信長も築城した二条城

京都に建つお城と聞いてすぐに思いつくのは、中京区の二条城ではないでしょうか。 この二条城は、慶長8年(1603年)に徳川家康によって京都御所の守護と将軍上洛時の宿泊所として造営されたものです。 二条城と言えば、通常、徳川家康の二条城を指しますが、実は家康が二条城を造営する以前にも二条城が存在していたことをご存知でしょうか。

木がないところがない高山寺の境内

京都市右京区には、三尾(さんび)と呼ばれる自然あふれる地域があります。 三尾とは、地名に「尾」が付く3つの地域のことで、高雄、槇尾(まきのお)、栂尾(とがのお)を指します。ちなみに高雄は、以前は「高尾」と表記していたことから三尾に数えられています。 この三尾のひとつである栂尾には、世界遺産に登録されている高山寺が建っています。

出町柳駅近くの3つのお寺

京阪電車の京都の終着駅の出町柳駅は、叡山電車の始発駅でもあります。 鞍馬、貴船、大原といった観光地に訪れる時によく利用する駅ですね。 上記の観光地に訪れることを目的として叡山電車を利用する場合、出町柳駅は単なる乗り換え駅としてしか意識したことがないという方も多いことでしょう。 また、叡山電車の本数は意外と多く、それほど待たずに乗車することができるので、待ち時間に駅周辺を散策して時間をつぶすということもあまりしないと思います。 なので、出町柳駅にはよく行くけど、周辺に何があるか知らないという方も多いのではないでしょうか。 そこで、今回の記事では、出町柳駅近くに建つ3...