江戸時代から続いている呉服卸の長江家住宅

京都の伝統的な住宅と言えば、京町家がすぐに思い浮かびます。 最近では、古くなった町家を修理できなくなった居住者が手放すこともありますが、それを改修して1棟貸切の宿として存続している建物も増えていますね。 どのような形であれ、京都の文化が残ることは良いことだと思います。 また、京町家の中には、江戸時代から現在まで使われ続けているものもあります。 京都市下京区の長江家住宅もそのひとつです。

ビジネス街になっている与謝蕪村の終焉の地

現在、京都市下京区はビジネス街となっています。 京都駅があったり、金融機関が建ち並ぶ四条烏丸があったりと、京都市の経済を支えている地域と言っても過言ではないでしょう。 もちろん、中京区、上京区、南区、その他様々な地域が京都市の経済に貢献していることは言うまでもありません。 さて、四条烏丸の交差点から南西に5分ほど歩いた「仏光寺通烏丸西入る」に江戸時代の文化人の与謝蕪村の邸宅跡の石碑があります。 ビジネス街でも、こういった史跡に巡り会えるのが京都の良いところであります。

四条隆謌のお墓がある妙伝寺

文久3年(1863年)8月18日に京都政界で政変が起こりました。 それまでは、長州藩とそれを支持する公卿たちによって牛耳られていたのですが、彼らの政治のやり方があまりに強引だったため、孝明天皇の怒りを買い、京都から追放されてしまったのです。 これを八月十八日の政変と言います。 追放された長州藩士と公卿たちは、妙法院に集まり長州に落ち延びることを決断します。世に言う七卿落ちです。

智積院の新緑と苔・2015年

6月15日に京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)に青葉まつりを見に行きました。 この日は、智積院が1年の中で最も賑わう日と言っても良いでしょう。 青葉まつりの語源は、新緑が美しい時期に真言宗の開祖の弘法大師と中興の祖の興教大師が産まれたことにあります。 なので、この時期は境内のカエデの新緑が、とても美しいのです。

智積院の見ごろのアジサイ・2015年

6月15日に京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)に青葉まつりを見に行った際、境内に植えられているアジサイも観賞しました。 智積院は、四季折々の草花を楽しむことができるお寺で、梅雨の時期はアジサイが特にきれいなんですよね。 しかも、アジサイを見るのに拝観料は必要ありませんから、気軽に参拝できます。

智積院の青葉まつりで参加したお堂巡り

毎年6月15日に京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)で、青葉まつりが行われます。 青葉まつりは、真言宗の宗祖である弘法大師空海と中興の祖である興教大師覚鑁(こうぎょうだいしかくばん)の生誕を祝う行事です。 なお、空海は宝亀5年(774年)6月15日生まれ、覚鑁は嘉保2年(1095年)6月17日生まれで、両大師がお生まれになった頃は新緑が美しい季節ということで、青葉まつりと称しています。

梅雨に鑑賞した利休好みの庭・智積院

毎年6月15日は、京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)で青葉まつりが行われます。 この日は、普段、拝観料が必要な名勝庭園と収蔵庫に保管されている障壁画を無料で鑑賞できます。 つまり、智積院に参拝するのが最もお得な日が、青葉まつり当日なのです。 ということで、6月15日に智積院にお参りし、庭園を見てきました。

八坂神社の境内にある刃物神社

京都は歴史の長い都市です。 そのため、京都が発祥という文化や伝統工芸がいくつもあります。 それが京都の魅力でもあり、国内外から多くの観光客の方が訪れる理由でもありますね。 普段、料理で使う包丁のような刃物も実は京都が発祥の地です。

梅雨直前の八坂神社と円山公園を散策・2015年

6月初旬に京都市東山区の八坂神社に参拝してきました。 そして、その後には隣の円山公園も散歩しました。 梅雨に入る前のこの時期は、八坂神社の西楼門脇のサツキがきれいな花を咲かせます。 今回、八坂神社に参拝したのは、それを見るのが目的だったのですが、残念ながらサツキはほとんど花を散らしていました。