京都の名所旧跡一覧

丹波亀山藩の藩邸に祀られていた亀山稲荷神社

江戸時代には、京都にたくさんの大名の屋敷が置かれました。 幕末に活躍した長州藩、土佐藩、薩摩藩はもちろんのこと、あまり聞いたことがない藩の屋敷もありました。 そんな聞いたことがない藩の典型とも言える丹波亀山藩の京屋敷跡が、地下鉄四条駅と五条駅の間の中野之町(なかののちょう)にありました。

夏は静かな平野神社

京都市北区に建つ平野神社。 ここは、京都でも有名な桜の名所ということで、春になるとお花見のためにたくさんの観光客や参拝者が訪れます。 私も桜を観るために春に平野神社に訪れたことがあります。 ところで、境内にたくさん植えられている桜は、夏になるとどうなっているのでしょうか。 ちょっと気になったので、8月中旬に平野神社に参拝してきました。

雨上がりに観たフヨウの花・法輪寺

京都駅からJRに乗車して、3駅目の円町駅で下車し、北東に5分ほど歩くと法輪寺に到着します。 法輪寺は、それほど大きなお寺とは言えませんが、夏になるとフヨウの花が咲くことで知られており、この時期に参拝される方が多いようです。 私もそろそろフヨウが見頃を迎えているだろうと思い、8月中旬に法輪寺に参拝してきました。

京都五山は6つある?

京都には、京都五山と総称される禅寺があります。 五山制度は、中国の南宋の制度にならったもので、鎌倉幕府が禅宗寺院のランク分けに用いた制度です。 当初の五山制度は、鎌倉のお寺に適用され、後に京都のお寺にも採用されました。 京都五山に列せられたお寺は、その時代によって異なり、室町時代に南禅寺、天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺の6つとなりました。 ところで、五山なのになぜ6つなのでしょうか?

京都駅からすぐ。東寺と東本願寺のハス

京都には、ハスの名所がいくつかあります。 どこも京都駅から電車かバスに乗って訪れないといけないところばかりなのだろうと思ってしまいますが、そんなことはありません。 実は、京都駅から歩いて行ける東寺と東本願寺にたくさんハスの花が咲いているのです。

宇治十帖の史跡を訪ねる

平安時代に紫式部が書いた源氏物語は、全部で54帖あります。 その後半10帖は、今の京都府宇治市を主要な舞台としていることから宇治十帖と呼ばれています。 源氏物語は、フィクションなので、その史跡が存在するということはありません。 しかし、いつの頃か、源氏物語のファンによって、源氏物語の史跡が造られてきました。 もちろん宇治十帖の史跡も存在します。

6柱を祀る諸羽神社

JR山科駅の北東500メートルほどの場所に山科疎水のトンネルがあります。 そのトンネルから少し南に歩くと諸羽神社(もろはじんじゃ)という神社が建っています。 諸羽神社は、6柱の祭神を祀っています。 数としては、通常よりも多いですね。 でも、最初はこんなに多くの祭神を祀っていなかったようです。