京都の名所旧跡一覧

大雲院の境内を散策

京都市観光協会が催す「京の夏の旅」と題した非公開文化財の特別公開で訪れた大雲院。 ここは、織田信長と信忠父子の碑や石川五右衛門のお墓があり、歴史的にも興味が湧くお寺です。 大雲院は、京都市東山区の円山公園付近に建っており、この界隈はよく訪れているにも関わらず境内に入ったことがなかったんですよね。 お寺には、いろいろな文化財が展示されていましたが、それらは写真撮影が禁止されていたので、紹介できませんが、建物は写真撮影できたので、今回の記事では、大雲院の境内を紹介します。

一年中祇園祭の山鉾が見られる祇園閣

毎年、夏になると京都市観光協会が催す「京の夏の旅」という非公開文化財の特別公開があります。 この企画は、普段、公開されない文化財を見ることができるので、なかなか貴重です。 2013年の「京の夏の旅」で公開されることになった京都市東山区の大雲院には、祇園閣という背の高い建物があります。 一番上まで登ることができるということなので、公開が始めってまだ数日しか経っていない7月17日に大雲院を訪れました。

蛤御門の変で全焼しても再建された浄慶寺

京都市中京区と上京区の境目付近にある御幸町竹屋町のあたりを歩いていると、小さなお寺が建っているのに気づきました。 こういったお寺は京都にはとても多いので、多くの場合、素通りするわけですが、門前に説明書が立っていたので、どういうお寺なのか知りたくなって読んでみることにしました。 説明書は、京都市が立てる事が多いのですが、この小さなお寺では、住職の方が説明書を作って、門前に立てたようです。 説明書の最初の部分を読んでみると、小野山浄慶寺(じょうきょうじ)と書かれていました。

七条大橋の西にひっそりと建つ松明殿稲荷神社

京都市下京区の七条大橋の西に小さな神社が建っています。 七条大橋とビルに挟まれるようにひっそりと建っているので、気づかずに素通りしてしまいそうな神社です。 いや、視界には入っているけども、景色に溶け込んでいるので、無視して通り過ぎてしまうといった方が良いのかもしれません。 その神社の名は、松明殿稲荷神社(たいまつでんいなりじんじゃ)といいます。

京都の借景庭園いろいろ

京都には、たくさんの日本庭園があります。 その多くは、お寺や神社にあり、ほとんどのところで、拝観することができます。 庭園には、いろいろと種類がありますが、山々に囲まれた京都では、遠山や自然の景色をあたかも庭園の一部のように取り込んでしまう借景という技法がよく使われています。 借景庭園の魅力は、近代的な建物が視界に入らないようになっていることではないでしょうか。 こういう庭園を鑑賞していると、まるで遠い昔の時代にいるような気分になりますね。 今回の記事では、京都にある借景庭園をいろいろと紹介します。

ガラス細工のような蓮(ハス)の花咲くお寺を集めました

夏にきれいに咲く花と言えばハスの花。 京都のお寺では、夏にハスが咲くところが多くあります。 境内を埋め尽くすほど多くのハスが咲くお寺や鉢に少しだけ植えているお寺など、趣は様々ですね。 今回の記事では、私が今まで訪れたことがあるハスの花が咲くお寺を紹介します。

幸神の森と呼ばれていた朝日神明宮

京都市下京区の五条河原町の近くにある麩屋町通(ふやちょうどおり)を歩いていたところ、小さな神社が建っているのに気づきました。 京都の町には、こういった小さな神社がよくあるんですよね。 おそらく地元の人たちが、町の発展を願ったりして建てたのだろうと思ったのですが、そうではありませんでした。 この小さな神社は、朝日神明宮(あさひしんめいぐう)という歴史のある神社だったのです。

仏師の祖・定朝ゆかりの七条仏所跡には何もない

京都駅からほど近い七条高倉の交差点。 今は、車の通りが多く、民家やお店がたくさん並んでいます。 ここは、その昔、仏師たちが彫刻に励んだ七条仏所があった場所とされています。 現在は、その面影がなく、誰かに聞かないとわからないような感じなのですが、交差点の民家にそれを示す京都市の説明書が立っていたのを偶然に見つけたので、ここが七条仏所の跡地だということがわかりました。

東寺の夏の風景・2013年

7月初旬。 まだ梅雨が明けていない京都は、比較的涼しく、散策が苦になるほど暑くはありません。 とはいうものの、日差しは夏そのものなので、長い時間、日の当たる場所にいると、さすがに暑くなってきますね。 夏と言えば、ハスの花が見ごろを迎える季節。 どのくらいハスが咲いているかを知りたくて、東寺を訪れました。