12月下旬。
京都市中京区のホテルオークラ京都にイルミネーションを見に行きました。
毎年、この時期になるとホテルオークラ京都の西側と南側の街路樹を中心に電球が設置され、ほんわりと明るく歩道を照らしてくれます。
また、館内は、クリスマスの装飾も行われ、背の高いクリスマスツリーも見られます。
暖色系の灯りに照らされたクリスマスツリー
ホテルオークラ京都は、地下鉄の京都市役所前駅を出てすぐの場所に建っています。
河原町御池の交差点の北東角ですね。
午後5時20分頃にホテルの前にやって来ると、街路樹もホテルの敷地内もイルミネーションが行われている様子はなし。
おかしいなと思いながらホテルの階段に近づくと、電飾が設置されていました。
どうやら、まだ点灯時刻になっていない模様。
ということで、しばらく地下街のゼスト御池で時間を潰すことに。
ステージでは、バンドの生演奏が行われており、なかなか盛り上がっていましたよ。
午後5時30分を過ぎたところで、再びホテルオークラ京都の前へ。
街路樹は黄色く光り、ホテルの入り口付近も青白い輝きを放っていました。

ホテルオークラ京都のイルミネーション
これまでは、ホテルの外側のイルミネーションだけしか見ていなかったのですが、今年はホテル内にも入ってみましょう。
自動ドアの左右は、長方形に刈り込まれた木に黄色の電球、金色の玉、赤色の花があしらわれ、クリスマスらしい装飾。

入り口のクリスマスの装飾
細長く触るとくすぐったそうな葉がついていたので、もみの木のようです。
自動ドアをくぐり、天井の高い1階ロビーの中央にやって来ると、これまた背の高いもみの木のクリスマスツリーが立っていました。

クリスマスツリー
天井のオレンジ色の光を受け、ツリーの天辺に飾られた星の飾りも輝いて見えます。
全身には、赤色、金色、緑色など様々な色の玉が無数に取り付けられ、先ほどの自動ドアより一段華やか。
足元にはクリスマスプレゼントの箱が、やや乱雑に置かれ、これがまた賑やかなクリスマスを妄想させますね。
ツリーの左右にはソファーが並び、人で埋まっていましたが、騒ぐ人はいません。
さすが京都を代表する高級ホテル。
利用する人たちも品が良く、場違いなところに来てしまった感に襲われます。
ベージュの階段の手すりも、もみの木で飾られ、先端の黄色い灯りが上の階へどうぞと導いているよう。

階段のクリスマスの装飾
しかし、ただクリスマスツリーを見に来ただけなので、これ以上、館内を徘徊するのは遠慮しておきます。
ホテル周囲のイルミネーション
ホテルから外に出て河原町通の歩道をイルミネーションを見ながら歩きます。
空が完全に暗くなった京都市内は、気温が10度を下回り、風がなくても頬がつつかれるような冷たさ。
そんな寒さの中でも、黄色いイルミネーションは、ぬくもりを与えてくれるような優しさを感じます。

河原町通のイルミネーション
交差点の近くは、三角形の網に青い電球が取り付けられ、黄色い灯りと異なり寒さを助長するような輝き。

三角形のイルミネーション
地下に下りる階段の手すりにも、同じく青い電球が設置され、ホテル内に人を誘導するように灯っていました。
歩道から一段低い場所に植えられた木にも、無数に電球が取り付けられており、時間の経過とともに色が変化する仕掛けとなっています。
赤色から白色に変化し始めた光。

白色と赤色の光
そのまま見続けていると、今度は水色の光に変わりました。

水色の光
光の色は、ぱっぱと瞬間的に変わっていくのではなく、5秒くらいかけて、ゆっくりと次の色に移っていきます。
帰路につく人々の足取りを見ていると気持ちも忙しなくなりますが、イルミネーションを見ていると、心が落ち着き、のんびり帰るかという気分になりますね。
御池通の歩道にあるホテルの駐車場の入り口には、「Hotel Okura」の灯り。

駐車場の入り口
その前の黄色と青色のイルミネーションをしばし眺めてから、ホテルオークラ京都を後にしました。
河原町通を南下し、三条を過ぎた辺りから歩道の天井に電飾が見られるようになってきます。

河原町通の電飾
夜の河原町通を歩くことはあまりないので、このような電飾が取り付けられているとは気づきませんでした。
四条河原町まで、歩道は人で大賑わい。
でも、電飾を見上げながら歩いている人はほとんどいませんでしたよ。
ホテルオークラ京都のイルミネーションは2026年1月12日まで点灯しています。
クリスマスの装飾は2025年12月25日までで、17階のレストラン前でも見られるようです。
クリスマスに贅沢な夕食を計画している方は、ホテルオークラ京都のレストランを利用してはいかがでしょうか。
なお、ホテルオークラ京都の詳細については以下のページを参考にしてみてください。