4月上旬に京都市東山区の智積院に桜を見に行った後、北に約3分歩き、新日吉神宮(いまひえじんぐう)に参拝しました。
新日吉神宮では、数は少ないながらも桜を見ることができます。
春の行楽シーズンでも、訪れる人が少なく、静かに桜を愛でるのに良い神社であります。
拝殿前の2本の桜が見ごろ
新日吉神宮には、京阪電車の七条駅から東に約15分歩くと到着します。
市バスだと「東山七条」から女坂を東に約3分上って行くと、新日吉神宮の鳥居の前に到着します。
その鳥居の近くに植えられているソメイヨシノが満開になっていました。

鳥居と桜
境内は、鳥居の先ではなく、右側の参道を進んだ先にあります。
参道には、朱色の楼門が堂々と建ち、参拝者を出迎えてくれます。

楼門
楼門越しに桜が見えますね。
楼門をくぐると、正面に拝殿が建ち、その前に2本のソメイヨシノが植えられています。
どちらも、ちょうど満開となっていました。

拝殿と桜
境内に入った途端、空が曇り、薄暗い写真になってしまいました。
桜の前でしばらく待っていると、再び太陽が雲の間から顔を出し、境内にさんさんと光を降り注ぎ始めました。
その日差しに照らされた桜が、きらきらと輝いていましたよ。

日差しを浴びた桜
拝殿の後ろに石段があり、その上に本殿が建っています。

本殿
石段脇では、金網に入った神猿がお出迎え。

神猿
それでは、本殿にお参りをしましょう。
本殿には、大黒さまとゑびすさまもいらっしゃいます。

大黒さまとゑびすさま
素敵な笑顔で参拝者に福を届けてくれていますね。
本殿の北側に建つ飛梅天満宮の前にも桜が植わっていますが、こちらはあまり咲いていませんでした。
石段上から拝殿前の桜を見下ろします。
朱色の楼門と桜の薄紅色がよく似合ってますね。

見下ろす桜
こんなにきれいに桜が咲いているのに境内にはほとんど人がいませんでした。
桜の数が少なめなので、あまり注目されていないようです。
新日吉神宮は、知る人ぞ知る桜の名所であります。
再び、拝殿の前に戻って来ました。
土蔵を背景に見る桜。

土蔵と桜
雲がもうちょっと少なければ、青空を背景にもっときれいな桜を見られたでしょうね。
見上げる桜と楼門。

楼門と桜
ここから見る桜も春の神社らしさを感じられます。
春の京都市内は、どこも人が多く落ち着いて桜を見られませんが、新日吉神宮では、心静かに桜を楽しむことができましたよ。
この後は、豊国廟に桜を見に行きます。
なお、新日吉神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。