7月上旬に東寺にハスを見に行った後、北東に約10分歩き、西本願寺に参拝しました。
西本願寺は、京都駅から最も近い世界遺産に登録されている寺院です。
でも、便利な立地に関わらず、旅行者や観光客は比較的少なく、境内が混雑することはあまりないですね。
青空と諸堂
西本願寺には、京都駅から西に約10分歩くと到着します。
七条通に面する南西角の門の前にやって来ました。
この門をくぐった左側には、龍谷大学(りゅうこくだいがく)の大宮学舎があります。
近代のレトロな建物が、たまにメディアで紹介されていますね。
まっすぐ北に歩いていくと、いつも閉じている大玄関門が現れます。
そして、大玄関門から塀沿いに東に少し歩いたところに国宝の唐門が建っています。
カラフルな装飾が美しく、1日中見ていても飽きないということから日暮門(ひぐらしもん)とも呼ばれていますね。
晴天の下で見る唐門は特に美しく見えますよ。
唐門が面する北小路通を東に進み、堀川通にやって来ました。
堀川通沿いにある堀は、ほとんど水が入っていませんね。
この日は、カンカン照りで、とても暑かったのですが、干上がった堀を見ると、気分的にさらに暑さが増してきます。
それでは、御影堂門(ごえいどうもん)から境内に入りましょう。
逆さイチョウが緑色の葉をたくさん付けています。
後ろに見える建物は、御影堂です。
あまりに暑かったので、お茶処の中に入ることに。
お茶処は、冷房が利いていて、徐々に体の熱が冷めていきます。
京都は、まだ梅雨が明けていないのに夏のような暑さです。
お茶処で涼んだ後は、境内を散策。
手水鉢の水が涼しげであります。
青空の下の阿弥陀堂。
それでは、阿弥陀堂にお参りをしましょう。
そして、阿弥陀堂の南側に建つ御影堂にもお参り。
西本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山で、御影堂には、浄土真宗の開祖の親鸞聖人の御影が祀られています。
御影堂から眺める境内。
空には、夏を思わせるような雲が浮かんでいました。
今年の京都の梅雨は、あまり雨が降らないので、このような空を見ることが多いです。
境内の北東に建つ本願寺ブックセンターの前には、ハスが植わったプランターが置かれていました。
ハスの花は、まったく咲いていないですね。
時刻は午後1時頃だったので、ハスは花を閉じてしまったのでしょう。
こんなに暑いと、花を咲かせる気にならないのかもしれません。
7月の午前中に参拝すれば、きれいに咲いたハスの花を見られると思いますよ。
この後は、東本願寺にハスを見に行きます。
なお、西本願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。