梅雨の晴天の日に参拝した建仁寺・2021年

5月末に京都市東山区の八坂神社に参拝した後、建仁寺を訪れました。

建仁寺は、祇園に建つ禅寺で、広々とした境内を持っています。

見るものが多いお寺ですが、意外と旅行や観光で訪れる人が少ないです。

これまで何度も参拝していますが、境内が混雑していたことはないですね。

静かな境内を歩く

建仁寺には、京阪電車の祇園四条駅から南東に5分ほど歩くと到着します。

駅からだと、西側の惣門から入る方が近いのですが、今回は八坂神社から建仁寺に向かったので、北東の北門から入ることに。

普段は人でにぎわっている花見小路通ですが、緊急事態宣言が出ているため、閑散としています。

その花見小路通を四条通から南に歩くと、建仁寺の北門が現れます。

北門

北門

北門をくぐって境内に入ります。

境内

境内

花見小路通と同じく、建仁寺も閑散としていますね。

普段は、庭園や法堂(はっとう)を拝観できるのですが、この日は、休止していました。

でも、甘茶の花を見られる霊源院の拝観は行われていましたよ。

この日は、梅雨にしては青空が爽やかな1日でした。

法堂の頭上にも、きれいな青空が広がっています。

法堂

法堂

境内の東側に祀られている楽大明神にお参りしましょう。

楽大明神

楽大明神

楽大明神の近くでは、ムラサキツユクサの花が咲いていました。

ムラサキツユクサ

ムラサキツユクサ

シモツケも、薄紫色の花をたくさん咲かせていましたよ。

シモツケ

シモツケ

無人の境内を歩きます。

時々人が通りますが、私が建仁寺にいる間は、ほぼ無人の状態でした。

三門の近くのカエデの新緑が、きらきらと輝いています。

三門

三門

京都で、透明感のある青モミジを見られるのは、6月中まででしょうね。

境内の西側の参道を歩きます。

西側の参道

西側の参道

全く人がいません。

普段から、人が少ない建仁寺なので、このような景色は、それほど珍しくはありません。

でも、京都全体で人出が減っているためか、建仁寺の境内は、より静かに感じられました。

法堂の周囲に植えられているボタンは、すでに花を散らしており、葉だけの状態になっています。

法堂裏側のボタン

法堂裏側のボタン

牡丹が咲いている時期は、割と多くの参拝者が法堂の周りで写真撮影をしていますね。

また、来年の4月下旬に牡丹の花を見に来たいです。

西側の参道をさらに北に向かって歩き、興雲庵の前にやってきました。

山門から境内を除くと、新緑が鮮やかなカエデの足元で、ピンク色のサツキがひっそりと咲いていましたよ。

興雲庵のサツキ

興雲庵のサツキ

梅雨時の建仁寺は、人がおらず、のんびりと歩くことができました。

夏も人が少ないので、緊急事態宣言が解除された後に祇園を訪れた際は、建仁寺にも立ち寄ってはいかがでしょうか。

なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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