5月末に京都市左京区に建つ要法寺(ようぼうじ)に参拝してきました。
この時期の要法寺では、境内の中央にある池の周囲でサツキが見ごろを迎えます。
また、池ではカルガモの子供たちがすくすくと育っているはずです。
いったい、どれくらい大きくなっているのか気になるところです。
見ごろのサツキ
要法寺は、地下鉄三条京阪駅または京阪三条駅から三条通を東に3分ほど歩き、途中で北に曲がると建っています。
三条通に面した建物は近代的なビルが多いのですが、少し北に入るだけで、京都らしいお寺や神社がたくさんあります。
要法寺の西側の入り口にやってきました。
山門をくぐり、まずは本堂に向かいます。
そしてお参り。
本堂の手前に植えられている三春滝桜が、青々とした葉を体いっぱいにつけていましたよ。
本堂の前の池では、思ったとおりサツキが見ごろを迎えていました。
要法寺の池の周囲に植えられているサツキの花は全てピンク色です。
いろんな色の花が咲く光景もきれいですが、1色だけの景色も統一感があって良いものです。
満開のサツキと一緒に見る本堂。
今の時期は、参拝者が少ないので境内がとても静かです。
カルガモの子供たち
池を覗きこむと、カルガモがたくさん泳いでいました。
生まれてまだ1ヶ月くらいしか経っていないはずなのにカルガモの子供たちの体が大きくなっています。
要法寺のカルガモは、毎年6月の初め頃に鴨川へ引っ越しします。
そろそろ引っ越しが始まっているかなと思ったのですが、まだ元気に池の中を泳いでいました。
池に浮かぶ島の上では、カメも甲羅干しをしていましたよ。
元気に泳いでいたカルガモの子供たちは、橋の下に設置されている筏のような場所で休憩。
泳ぎ疲れたのか、しばらく筏の上でじっと動かずにいましたよ。
鴨川への行進を控えて体力を温存しているのでしょうか。
カルガモの子供たちが鴨川へ移動する時には、お巡りさんも出動します。
今では、毎年の恒例行事となっていますね。
そのうちテレビの報道番組で、カルガモの行進のニュースが流れるでしょう。
爽やかな青空が広がります。
晴れた日に見るサツキは、花の色がより濃く見えてきれいでしたよ。
サツキと元気なカルガモの子供たちの様子を見たので、そろそろ境内から出ましょう。
なお、要法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。