7月中旬。
京都市中京区の新京極に建つ錦天満宮に参拝してきました。
祇園祭の前祭巡行が終わり、新京極付近は少し賑わいがなくなった感じ。
でも、後祭が終わっていないので、まだまだ祇園祭の雰囲気を感じることができます。
自動で動き出す獅子
錦天満宮は、阪急電車の河原町駅から北西に5分ほど歩いた辺りに建っています。
新京極のアーケード街に並ぶお店に混ざって、たくさんの提灯が吊るされているところが錦天満宮です。
境内に入ると、牛がお出迎え。
この牛は、来るたびに色が剥がれて金色が目立ってきています。
名水の錦の水を口からそそぐ龍。
近くに蛇口があるので、ペットボトルを持っていれば、錦の水を汲んで帰ることができますよ。
それでは本殿にお参りです。
錦天満宮には、学問の神様の菅原道真が祀られているので頭が良くなるようにお願いしておきましょう。
以前は、修学旅行生ばかりだった錦天満宮ですが、近年は外国人旅行者の姿をよく見かけるようになっています。
近くにお土産物屋さんがたくさんあるので、買い物のついでに参拝しているのでしょうね。
本殿の近くには、四角い箱が置かれており、その中に小型の獅子舞が展示されています。
普段は、止まっている獅子ですが、人が近づくと越天楽が鳴りだし、獅子が舞い始めます。
首を左に動かす獅子。
そして、ゆっくりと顔を上げていきます。
箱から離れると、動きが止まります。
でも、また箱に近づくと獅子が舞い始めます。
小さな獅子舞を見ているだけで楽しくなってきますね。
本殿脇へ行きます。
本殿脇の梅の木には、木でできた丸い梅の実がたくさん吊るされています。
これは大願梅です。
錦天満宮に参拝した受験生が、志望校合格を願って大願梅を梅の木に吊るしていきます。
他の神社では見ることのない光景ですね。
本殿脇にはいくつか末社も建っています。
本殿にお参りを済ませた後は、末社にもお参りしておきましょう。
白太夫神社の前の灯籠がピカピカ。
まだ奉納されて間もないようですね。
真新しい灯籠を見ていると、気分も心機一転。
夏の暑さで疲れていた体も元気になってきましたよ。
錦天満宮は、便利な場所に建っていますから、買い物で新京極を訪れた時に参拝してはいかがでしょうか。
新京極が混雑している時は、錦天満宮に入ると人ごみから逃れられますよ。
なお、錦天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。