1月下旬。
京都市東山区の安井金比羅宮に参拝しました。
安井金比羅宮は、京都でも有名な縁切りの神社です。
縁切りは悪縁を断つことですが、悪縁を断つと良縁に恵まれるので縁結びのご利益を授かろうと思うなら、安井金比羅宮でまず縁切り祈願をしておくと良いでしょう。
年明けから少し時間が経っていますが、今年1年、良いご縁に恵まれるようにお参りです。
安井金比羅宮の様々なお守り
安井金比羅宮は、京阪電車の祇園四条駅から南東に15分ほど歩いた辺りに建っています。
神社の北側の鳥居の前に到着。
曇り空のせいか、境内が薄暗くてちょっと怖いですね。
参道にはあまり人がいません。
さすがに1月も下旬となれば、初詣で訪れる方が少ないようです。
拝殿の前に来たので、ここでお参りです。
拝殿の奥に本殿が建っていますが、安井金比羅宮は、この拝殿から本殿に向かって参拝します。
悪縁が切れて良いご縁に恵まれますように。
拝殿の近くでは、安井金比羅宮のお守りの見本が展示されていました。
縁切りや縁結びのお守りの他に、真ん中に「金」と刺繍されたお守りもありました。
大判小判が1対になった金運のお守りもありますね。
その他、学力向上、交通安全、心機一転、水難除など種類が豊富です。
悪縁切りを願う人たちがくぐる石
安井金比羅宮は、近年、ご婦人方の参拝が目立ちます。
その理由は、下の写真に写っている断叶の碑(縁切り縁結び碑)の中央に空いた穴をくぐるためです。
手前からくぐれば縁切り、奥からくぐれば縁結びのご利益を授かれると言われています。
旧きを脱皮し常に新しい新鮮な自分を蘇らせる縁切り、もろもろの祈願を成就にみちびく縁結び共に歓迎。
と、近くの説明書に書かれていました。
縁切りは、他人との縁を切るというよりも自分の中にある古いものを捨て去り、心身を新鮮な状態に戻すということなのでしょう。
断叶の碑の前には、女性たちの列がよくできていますが、もしかしたら、いつまでも若々しくいたいという思いもあって穴をくぐっているのかもしれませんね。
境内には絵馬もたくさん奉納されていました。
ちなみに安井金比羅宮には、有名人が奉納した絵馬が展示されている絵馬館もありますよ。
こちらは境内の北側にある久志塚です。
安井金比羅宮は、毎年9月に行われる櫛祭も有名です。
串に感謝の誠をささげ、使い古したり傷んだりした櫛を供養しています。
境内の南側にある手水場。
「絵馬の道」と刻まれた大きな石。
縦にひびが入っていますが割れているのでしょうか。
安井金比羅宮にお参りを済ませたので境内から出ることに。
今年1年、良いご縁に恵まれることでしょう。
なお、安井金比羅宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。