5月中旬に京都市中京区にある行願寺に参拝してきました。
行願寺は、寺町二条の街中にあるお寺で、西国第19番札所に指定されています。
周りには、お茶や食器などの品々を扱っているお店が多く、この辺りを歩いているだけでも京都らしさを感じることができるので、旅行や観光で京都を訪れた時には立ち寄って欲しいですね。
無人の境内
行願寺は、京阪神宮丸太町駅から南西に7分ほど歩いた辺りに建っています。
入口の山門前に到着。
西国第19番札所であることを示す柱があり、これが行願寺の目印になっています。
山門をくぐり本堂へ向かいます。
本堂は土足のまま上がれるので便利です。
それでは、お参りをしましょう。
本堂にお参りを済ませて山門の方を振り返ると、ネコがいました。
お寺のネコなのか、野良なのか。
いずれにしても、信心深いネコであります。
行願寺は、寛弘元年(1008年)に行円上人が創建しました。
行円上人は、妊娠していた母鹿を射殺してしまったことを悔い、その鹿の皮を身にまとって憐れんだことから、人々から皮聖(かわのひじり)と呼ばれるようになりました。
それが理由で行願寺も革堂(こうどう)と呼ばれています。
本堂の脇には、行円上人の布教の姿が刻まれた大きな石が置かれています。
行願寺に訪れた時には、この石も見ておきたいですね。
誰もいない境内の北に建つ鎮宅霊符神堂。
こちらにもお参りしておきました。
行願寺に訪れたら、寿老人神堂にもお参りをしておきましょう。
行願寺は、都七福神めぐりの寿老人に指定されています。
なので、寿老人神堂にお参りをしておけば、健康長寿のご利益を授かれることでしょう。
寿老人神堂の隣に七福神が勢ぞろいしています。
こちらにもお参りをしておけば、七福神の様々なご利益が得られそうですね。
寿老人神堂の前では、サツキの花が咲き始めていました。
5月末頃には、見ごろを迎えているでしょう。
山門をくぐってすぐの場所では、紫色の花も咲いていましたよ。
この花は何でしょうか。
ツツジのような感じもしますが、よくわかりません。
名前はわかりませんが、いくつもの花が密集して鞠のようになっていたので、とてもボリュームがありましたよ。
初夏のお寺や神社は、様々な種類の花を見ることができるので良いですね。
なお、行願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。