10月25日に京都府八幡市の木津川に架かる流れ橋を見に行ってきました。
正式には上津屋橋(こうづやばし)というのですが、川が増水すると橋が流されることから流れ橋の名で親しまれています。
流れ橋は、2013年の大雨で流された後、復旧工事が行われていません。
4年連続で流されており、復旧工事には4,000万円ほどの費用がかかるため、今後、橋を残すかどうか検討されているところです。
無残な姿となった流れ橋
下の写真に写っているのが、壊れた流れ橋です。
まったく渡ることができません。
少し角度を変えて横から見るとこんな感じ。
橋の下の部分だけが残り、上の部分は完全に流されています。
骨組みだけといった感じですね。
もっと近くで見たら、破壊の程度がわかります。
これを見るだけでも、川の流れが激しかったことがわかりますね。
あまり利用者がいない橋ですが、時代劇の撮影に利用されることがよくあるので、復旧して欲しいのですが。
橋の近くには、茶畑もあります。
川が増水した時には、この茶畑も水に浸かったんでしょうね。
四季彩館のJAの農産物直売所
流れ橋を見た後は、近くにある四季彩館という宿に新しくできたJAの農産物直売所へ。
10月24日から26日までの間、買い物をすると、宇治茶、味噌、卵がもらえるということで、野菜などを買いに行ったんですよね。
直売所に並んでいる野菜類には、全て生産者の名前が記載されています。
ナスビだけでも数人の生産者の方のものが並んでおり、それぞれ大きさが違っていたり、袋に入っている数も異なっています。
値段も少し差がありますね。ナスビは一袋100円から130円の間で販売されています。
全体的にどれも新鮮だということがよくわかります。
値段は特に安いということはないですね。
でも、スーパーではあまり目にすることのない八幡産の農産物を買うことができるので、行く価値はありますよ。
この日に買ったのは、九条ネギ、ナスビ、万願寺唐辛子、カブ、米粉など。
今回は、野菜中心に買いましたが、他にも紅茶、宇治茶、豆腐、巻き寿司、おはぎなどもあったので、次回訪れるときは、こういったものも買ってみようと思います。
四季彩館では、お茶の加工も行っています。
建物の中には、加工の工程を説明した図が掲示されています。
流れ橋での時代劇の撮影履歴も表にまとめてあったりと、なかなか興味深いですよ。
敷地内では、コスモスがきれいな花を咲かせていました。
四季彩館と流れ橋は、京阪電車の八幡市駅から京阪バスに乗車し「上津屋」で下車してすぐの場所にあります。