京都市動物園には、哺乳類や鳥類の他にハ虫類と両生類もいます。
哺乳類や鳥類は、毛や羽が生えていてフワフワした感じが可愛らしいのですが、ハ虫類や両生類は小さな恐竜のようで、不気味な感じがあります。
なので苦手な方も多いのではないでしょうか。
今回の記事は、ハ虫類と両生類の写真をたくさん掲載していますので、苦手な方は読まない方が良いかもしれません。
ガラパゴス諸島のような熱帯動物館
ハ虫類や両生類がいるのは、園内のほぼ中央にある熱帯動物館です。
中は、薄暗い空間となっています。
その薄暗さが、さらに気持ち悪く感じてしまいますね。
目の前にいきなり飛び込んできたのは、ボールニシキヘビ。
体調は180cmにまでなるようですが、ニシキヘビの中では小型とのこと。
これで小型なんですから大型になるとどれだけ大きいのでしょうか。
ボールニシキヘビは、身を守るために頭を中に入れてボール状に丸くなります。
上の写真に写っているように確かに丸くなっていますね。
こちらのオレンジ色に黒の縞があるのはミルクヘビ。
100cmほどになるそうです。
トカゲやネズミなどの小型の哺乳類を食べるそうです。
ミルクヘビの名は、かつて牛小屋でよく見かけられ、牛のミルクを飲みに来ていると思われていたことが由来です。
ホウシャガメはなかなか可愛らしい姿をしています。
ちょっと小ぶりなカメは、インドホシガメ。
ホウシャガメとよく似ていますが、インドホシガメの方が小ぶりで模様も星のようになっているので、すぐに違いに気づきます。
木の中に入っているのは、カリフォルニアキングヘビです。
とても強そうな名前です。
カリフォルニアキングヘビは、毒ヘビを食べることからヘビの王様という意味でその名が付いたとか。
棒にぐるぐると巻き付いているのは、ミドリニシキヘビ。
色がちょっと気味悪いですが、よく見るとつぶらな瞳が可愛らしいですね。
尻尾を向けているのはグリーンイグアナ。
テレビで見る機会が多いですね。
館内には、他にも毒ガエルなどもいましたが、暗かったため写すことができませんでした。
カピバラやナマケモノといった哺乳類もいたようなのですが、見逃してしまいました。
大きなインコ
出口から外に出ると、オリの中に大きなインコがいました。
緑色のインコはヒワコンゴウインコで赤色のインコはアカコンゴウインコです。
両方とも熱帯雨林地方に住んでいて、全長は85cmにもなります。
インコと言えば、手のひらに乗るくらいのものをイメージしますが、こんなに大きいと手のひらに乗せることはできませんね。
じっとしているのはムジヒメシャッケイ。
朝夕にチャラチャラカとリズミカルな声で鳴き交わすそうです。
どんな鳴き声か聞きたかったのですが、日中だったためか、まったく鳴きませんでした。
ホオジロエボシドリもおとなしくしています。
果物を主に食べますが、カタツムリや昆虫も食べるということです。
熱帯動物館は、気味の悪い動物たちがたくさんいますが、京都市動物園に来たら、入っておきたいところですね。
京都市動物園探検記目次
- 京都市動物園探検記・カモ類とネコ科の動物編
- 京都市動物園探検記・シカと鳥類舎編
- 京都市動物園探検記・霊長目編
- 京都市動物園探検記・フクロウとアジアゾウ編
- 京都市動物園探検記・熱帯動物館編
- 京都市動物園探検記・おとぎの国編
- 京都市動物園探検記・アフリカの草原編