3月下旬に京都市山科区の大石神社と岩屋寺を訪れました。
大石神社には、大石桜と呼ばれる大きな枝垂れ桜が植えられており、どうやら満開になっているらしいという噂を聞いたのが、訪れた理由です。
2013年は、枝垂れ桜の開花が例年よりも早いですね。
大石神社
大石神社は、地下鉄椥辻駅から西に20分ほど歩いた辺りに建っています。京阪バスの「大石神社前」からだとすぐです。
鳥居をくぐり、参道に入ると、ソメイヨシノが咲き始めていました。
でも、まだまだつぼみが目立つ状態で、見ごろには時間がかかりそうな感じでした。
満開になるのは、4月に入ってからでしょうね。
参道を進み、2つ目の鳥居の前に来ると、馬の花子がお出迎え。
花子は、子供たちの人気者。
彼女の周りでは、楽しくはしゃぐ子供たちの声が絶えません。
噂どおり、大石桜は満開でした。
大石桜は、本殿の手前に植えられているのですが、とても大きいため、鳥居の外にまで枝が伸びて、花子の頭上まで垂れ下がっています。
ただ1本の桜ですが、存在感は抜群です。
その美しさに見とれて、本殿にお参りするのを忘れてしまいそうでした。
岩屋寺
大石神社の次は、近くの岩屋寺へ。
こちらも山門の前の枝垂れ桜が、見ごろに近づいていましたよ。
山門の屋根の上に降り注ぐ枝垂れ桜。
岩屋寺は、忠臣蔵でおなじみの大石内蔵助(おおいしくらのすけ)が隠棲した場所として有名です。
ちなみに先ほどの大石神社には、大石内蔵助が祀られています。
山門の近くにはもう1本枝垂れ桜が植えられていましたが、こちらはまだ咲き始めて間もないようで、あまり花が咲いていませんでした。
参道わきの芝生には、大きな枝垂れ桜が植えられており、見ごろになっていましたよ。
大石桜に負けないくらい大きな枝垂れ桜です。
じっくりと見ようと近くに寄ると、足元では、タンポポが咲いていました。
もうちょっとで気付かずに踏んづけてしまうところでした。
岩屋寺は、高台に建っているので、枝垂れ桜が植えられている辺りから、山科の街並みを望むことができます。
枝垂れ桜の傘の下あたりからの眺めがなかなか見事です。
しかし、写真が暗くなってしまったので、見事な景色をお伝えすることができてませんね。
訪れる時は晴れた日が良さそうですよ。
参道の近くのお稲荷さんでは、椿もきれいに咲いていました。
岩屋寺に訪れた時は、この椿も見ておきたいですね。