夏の大谷本廟で見る大賀蓮・2025年

7月9日に京都市東山区の若宮八幡宮社に参拝した後、東に3分ほど歩き、大谷本廟にも参拝しました。

夏の大谷本廟では、仏殿近くに植わっている大賀蓮(オオガハス)が花を咲かせます。

とても大きなハスの花で、なかなか見ごたえがあります。

開いた花が少なかった

大谷本廟には、京阪電車の清水五条駅から東に約7分歩くと到着します。

入り口付近には、意外と多くの人がいますね。

入り口

入り口

でも、清水寺に向かう東山五条の交差点で信号待ちをしている人は少なめでした。

観光客に人気の清水寺も、さすがに夏場は人が減りますね。

入り口に架かる円通橋から、池を見下ろします。

池にもハスが植わっているのですが、まだ咲いている花は見られませんでした。

池のハス

池のハス

この様子だと、仏殿近くの大賀蓮も咲いていないかもしれません。

とりあえず参道を東に向かって歩きます。

参道

参道

参道の両脇は緑がいっぱい。

総門をくぐった先にあるお食事処の入り口では、「氷」の旗がそよいでいました。

氷

「氷」の文字が赤色だと、あまり涼しげに見えないですね。

下の波が青色だったので、「氷」を赤色にしたのでしょうか。

仏殿の近くの噴水には、いつも中央に花が飾られ、花噴水となっているのですが、この日は花がありませんでした。

花を取り換えていたのでしょうか。

噴水と仏殿

噴水と仏殿

それでは、仏殿にお参り。

仏殿にお参りを済ませた後は、その北側に植わっている大賀蓮の一帯へ。

時刻は正午だったことから、ほとんどの花が閉じていましたが、1つだけきれいに開いていました。

大賀蓮

大賀蓮

いつ見ても、大賀蓮の花は大きいですね。

他にもいっぱい花があったのですが、どれも桃の実のような姿になっていました。

閉じたハス

閉じたハス

固そうで、全く開く気配がありません。

ハスは、午前中に花を開きますから、もっと早い時間帯に見に来るべきでしたね。

ハスの葉の下で日差しから身を守る花。

ハスの葉

ハスの葉

ハスの向こうには鐘楼が建っています。

鐘楼とハス

鐘楼とハス

もっとたくさんの花が開いていれば、絵になる風景だったのですが。

二天門をくぐり、境内の東側にやって来ました。

暑さをしのぐため、木陰にあるベンチで休憩。

そして、夏の境内を見渡します。

夏の境内

夏の境内

広大な境内に敷かれた砂利が、太陽に照らされ熱そうですね。

裸足では、歩けそうにありません。

うちわで体に風を送り、水を飲んでいると、少しずつ暑さが和らいできました。

そして、汗がひいたので大谷本廟から出ることに。

大谷本廟の大賀蓮は、毎年7月いっぱいは花を咲かせています。

清水寺にお参りに行く途中に立ち寄って、大賀蓮をご覧になってはいかがでしょうか。

なお、大谷本廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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