サツキが咲く清水寺・2025年

5月下旬に京都市東山区の大谷本廟にサツキを見に行った後、清水寺を訪れました。

清水寺は、清水の舞台が有名で、いつも大勢の旅行者や観光客で賑わっています。

近年は、海外からお越しの方が増加して大混雑することから、清水寺にあまり行ってなかったのですが、サツキがそろそろ咲く頃だなと思い、久しぶりに訪れることにしました。

仁王門付近のサツキは咲き始め

清水寺には、京阪電車の清水五条駅から東に約20分歩くと到着します。

市バス停「清水道」からだと東に徒歩約10分です。

清水寺に向かうには、北から清水坂、五条坂、茶わん坂のいずれかを選択するのが一般的です。

茶わん坂が、人が少なく歩きやすいですが、さらにその南にある鳥辺山(とりべやま)墓地の参道は、もっと人が少ないです。

今回は、鳥辺山墓地の参道を歩き、清水寺に向かいました。

清水寺の入り口に到着。

入り口

入り口

この日は、最高気温が30度になろうかという暑さ。

氷と書かれた旗が、そろそろ夏がやってくることを告げているようです。

清水寺のサツキは、茶わん坂を上り切った先とその上に二段構えで植えられています。

一段目のサツキは、まだ咲き始めたばかりですね。

咲き始めのサツキ

咲き始めのサツキ

サツキ越しに仁王門を眺めます。

仁王門とサツキ

仁王門とサツキ

一部のサツキは、赤色の花をたくさん咲かせ見ごろを迎えていますが、全体的にまだ見ごろには早いです。

二段目のサツキも、一段目と同じくらいの咲き具合。

緑が目立つサツキ

緑が目立つサツキ

葉の緑がきれいなのですが、やはり、花数が少ないと物足りなく感じますね。

石段脇のサツキ

石段脇のサツキ

西門下のサツキが見ごろ

石段を上って、西門(さいもん)の下にやって来ました。

西門下のサツキは見ごろを迎えていました。

祥雲青龍越しにサツキを眺めます。

祥雲青龍とサツキ

祥雲青龍とサツキ

西門下のサツキは、花数が多くきれいなのですが、あそこに近づけないのが残念であります。

西門とサツキ

西門とサツキ

石段を上り、三重塔を過ぎ、西門付近にやって来ました。

ここからは、先ほど見たサツキと仁王門を同時に眺められますよ。

見下ろすサツキと仁王門

見下ろすサツキと仁王門

まだ花数の少ないサツキがあるので、これから、もっと華やかになりそうです。

西門から境内の北側の参道にやって来ました。

こちらの参道にも、サツキが多く植わっています。

でも、知っている人は少ないようで、ほとんど人がいません。

サツキ越しに眺める三重塔。

サツキと三重塔

サツキと三重塔

枝垂れ桜は緑色になり、初夏の姿に衣替えしています。

北側の参道沿いのサツキは、そろそろ見ごろといった感じでしたよ。

参道のサツキ

参道のサツキ

5月下旬の清水寺は、4月や11月よりも人が少なめでした。

サツキは、境内全体で5月25日頃に見ごろを迎えていそうです。

6月初旬まで楽しめるのではないでしょうか。

なお、清水寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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