5月15日に京都市左京区の頂妙寺にサツキを見に行った後、東に約3分歩き、寂光寺(じゃっこうじ)にも参拝しました。
寂光寺も、少ないながらサツキが植えられており、5月下旬に見ごろを迎えます。
まだサツキの見ごろには早そうでしたが、近くに来たことから、寂光寺にも立ち寄ることにしました。
初夏の花が咲く境内
寂光寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から北東に約8分歩くと到着します。
仁王門通に面して建つ寂光寺の山門。

山門
山門は、北向きに建っているのが珍しいですね。
山門をくぐって境内に入ると、参道に沿うようにスギが壁のように植えられています。

境内
参道を南に歩き、途中で東に向きを変えると正面に本堂が見えます。

本堂
まずは本堂にお参りをしましょう。
本堂の近くに植えられているカエデは、黄緑色から深い緑色に変わろうとしていました。

カエデ
そろそろ透き通るような新緑の時期は終わりが近いようです。
寂光寺は囲碁の本因坊ゆかりのお寺で、囲碁の世界では有名です。
織田信長から名人の称号を贈られた本因坊算砂(ほんいんぼうさんさ)のお墓が、境内の南側にありますよ。

墓地の入り口
墓地の方から、お経を読む声が聞こえます。
墓地の入り口には、初夏の花が咲いており、華やかになっていました。

初夏の花
奥には、墓石がたくさん置かれています。
サツキは、まだ咲き始めたばかり。

サツキ
やっぱり、サツキの見ごろには早かったですね。
サツキの花は、まだ咲き始めたばかりなのにしおれているものが目立ちました。
ツツジも咲いていましたが、そろそろ見ごろを終えようとしています。

ツツジ
こちらは、桃の実。

桃の実
「ゲンペイモモ」と書かれていたので、赤色と白色の花を咲かせるのでしょうね。
桃は3月下旬から4月上旬に咲きますが、その時期に寂光寺に参拝したことがないので、桃の花が咲いているのを見たことがありません。
ゲンペイモモの近くには、キンシバイも植えられているのですが、まだ開花前でした。
キンシバイは、6月になると黄色い花を咲かせますよ。
足元では、ひっそりとムラサキカタバミも咲いていました。

ムラサキカタバミ
小さな花なので、歩道脇に咲いていても気づく人が少ないですね。
そろそろ寂光寺から出ましょう。
寂光寺のサツキは、5月25日頃に見ごろを迎えるのではないでしょうか。
なお、寂光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。