初夏に参拝した寂光寺・2025年

5月15日に京都市左京区の頂妙寺にサツキを見に行った後、東に約3分歩き、寂光寺(じゃっこうじ)にも参拝しました。

寂光寺も、少ないながらサツキが植えられており、5月下旬に見ごろを迎えます。

まだサツキの見ごろには早そうでしたが、近くに来たことから、寂光寺にも立ち寄ることにしました。

初夏の花が咲く境内

寂光寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から北東に約8分歩くと到着します。

仁王門通に面して建つ寂光寺の山門。

山門

山門

山門は、北向きに建っているのが珍しいですね。

山門をくぐって境内に入ると、参道に沿うようにスギが壁のように植えられています。

境内

境内

参道を南に歩き、途中で東に向きを変えると正面に本堂が見えます。

本堂

本堂

まずは本堂にお参りをしましょう。

本堂の近くに植えられているカエデは、黄緑色から深い緑色に変わろうとしていました。

カエデ

カエデ

そろそろ透き通るような新緑の時期は終わりが近いようです。

寂光寺は囲碁の本因坊ゆかりのお寺で、囲碁の世界では有名です。

織田信長から名人の称号を贈られた本因坊算砂(ほんいんぼうさんさ)のお墓が、境内の南側にありますよ。

墓地の入り口

墓地の入り口

墓地の方から、お経を読む声が聞こえます。

墓地の入り口には、初夏の花が咲いており、華やかになっていました。

初夏の花

初夏の花

奥には、墓石がたくさん置かれています。

サツキは、まだ咲き始めたばかり。

サツキ

サツキ

やっぱり、サツキの見ごろには早かったですね。

サツキの花は、まだ咲き始めたばかりなのにしおれているものが目立ちました。

ツツジも咲いていましたが、そろそろ見ごろを終えようとしています。

ツツジ

ツツジ

こちらは、桃の実。

桃の実

桃の実

「ゲンペイモモ」と書かれていたので、赤色と白色の花を咲かせるのでしょうね。

桃は3月下旬から4月上旬に咲きますが、その時期に寂光寺に参拝したことがないので、桃の花が咲いているのを見たことがありません。

ゲンペイモモの近くには、キンシバイも植えられているのですが、まだ開花前でした。

キンシバイは、6月になると黄色い花を咲かせますよ。

足元では、ひっそりとムラサキカタバミも咲いていました。

ムラサキカタバミ

ムラサキカタバミ

小さな花なので、歩道脇に咲いていても気づく人が少ないですね。

そろそろ寂光寺から出ましょう。

寂光寺のサツキは、5月25日頃に見ごろを迎えるのではないでしょうか。

なお、寂光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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