3月末に京都市東山区の円山公園に枝垂れ桜を見に行った後、北西に約8分歩き、祇園白川を訪れました。
祇園白川は、昔ながらの京都の町並みが残っており、海外からお越しの方に特に人気がある地域です。
春の桜の時期になると、大勢の旅行者や観光客の方が国内外から訪れ、非常に混雑します。
それでも、桜が咲くと向かいたくなるのが祇園白川であります。
咲き始めのソメイヨシノと見ごろの枝垂れ桜
祇園白川には、京阪電車の祇園四条駅から川端通を北に約3分歩くと到着します。
駅からだと、西端から祇園白川に入ることになりますが、今回は、円山公園から訪れたこともあり、東側から祇園白川に入ることに。
巽橋(たつみばし)の近くにやって来ました。

巽橋付近
ソメイヨシノは、まだ咲き始めて間もないようですね。
そのためか、人もやや少ないように見えます。
巽橋の近くに植わっているソメイヨシノは、ちらほら咲き。

白川とソメイヨシノ
巽橋の上で、桜と白川の流れを背に記念撮影するのが定番で、この日も巽橋は渋滞していました。
石畳を西に向かって歩いていきます。
早咲きの枝垂れ桜は、もう満開ですね。

石畳と桜
空が曇っていなければ、もっと美しく桜が見えたことでしょう。
こちらの枝垂れ桜は、花数が少なめです。

花数が少ない枝垂れ桜
今年は、あまり花を咲かせなかったようですね。
満開の桜がありました。

満開の桜
ソメイヨシノではないですね。
品種はよくわかりませんが、早咲きのようです。
以前は植わっていなかった桜で、まだ背が低めです。
これから大きく育つと、もっと華やかになることでしょう。
一重の紅枝垂れ桜も満開。

紅枝垂れ桜
早咲きの枝垂れ桜は白色が多く、紅色の花が咲いていると、とても目立ちます。
こちらの背が低い枝垂れ桜も紅色の花を咲かせています。

背が低い枝垂れ桜
この枝垂れ桜は、咲き始めは白色なのですが、時間が経つと赤くなります。
中京区の六角堂に植わっている御幸桜も白色から赤色に変化しますが、同じ品種なのでしょうか。
大和橋の近くにやって来ると、陽気な笛の音が聞こえてきました。
ちんどん屋さんの登場です。

ちんどん屋さん
背負った看板には、3月23日に京都おむすび天のめしと京都天ぷら天のめしが開店したことが記されていますね。
お店の宣伝で、祇園白川をちんどん屋さんが歩いているようです。
祇園白川の西端にやって来ると、ソメイヨシノが3分咲きから5分咲きになっていました。

祇園白川の西端
この辺りは、人が多いですね。
祇園白川のソメイヨシノが満開になると、京都市内も大混雑することでしょう。

傘と桜
祇園白川は、3月末に枝垂れ桜が見ごろでしたが、ソメイヨシノは見ごろ前でした。
ソメイヨシノは、4月3日頃に見ごろを迎えそうです。
また、祇園白川では、3月28日から4月6日まで祇園白川宵桜ライトアップが実施されています。
日中に桜を見に行けない方は、夜桜を見に祇園白川を訪れるのも良いですね。