3月下旬に淀水路に河津桜を見に行った後、南西に約20分歩き、京都府八幡市の背割堤(せわりてい)を訪れました。
背割堤は、桂川、宇治川、木津川の三川合流地点にある堤防で、1km以上に渡って桜が植えられています。
毎年、桜が開花すると大勢の旅行者や観光客が花見に訪れますが、それ以外の時期は閑散としたものです。
桜の開花は、まだ早いですが、入り口付近には、ハナモモが2本植えられており、そろそろ良い具合に咲いている頃です。
開花したハナモモ
背割堤には、京阪電車の石清水八幡宮駅から北に約10分歩くと到着します。
背割堤を訪れたのは、夕方だったこともあり、空が薄暗くなり始めていました。
桜は、まだ枝だけの状態ですね。

背割堤
入り口の石段を下りたところに植わっている桃の木。
ハナモモは、花を観賞するために品種改良された桃です。

石段下の桃
ハナモモは開花したばかりで、あまり花が咲いていませんでした。
ちらほらとピンク色の花が開いていますが、つぼみが目立ちます。

桃の花
例年だと、見ごろを迎えている頃なのですが、今年は梅と同様にハナモモも開花が遅れているようです。
とは言え、それほど開花が遅いわけではないですけどね。
ハナモモ越しに見る展望塔。

展望塔と桃
桜が満開になった時に展望塔に上がるのがおすすめです。
スロープ付近に植わっているもう1本のハナモモは、石段下のハナモモよりも、花数が少ないですね。

スロープ付近の桃
背割堤では、桜の開花に合わせてお店も出ます。
今は、まだ準備中。

準備中の露店
堤防の上に上がります。
桜の木は、どれも冬の状態ですね。

桜並木
今年の京都の桜の開花は、例年通りになるようです。
背割堤の桜は、まだつぼみが固そうに見えましたが、3月中に開花するのでしょうか。
堤防から南を眺めると小高い男山が見えます。

男山
そして、北に目をやると、宇治川が見えます。

宇治川
宇治川の流れは、ゆったりとしていますね。
背割堤の南側を流れる木津川は、宇治川よりも水量が少なめです。

桃と木津川
ここから西に2kmほど進むと、宇治川と木津川が合流します。
さらに、もう少し西で桂川と合流し淀川になります。
背割堤のハナモモは、3月中に見ごろを迎えると思います。
その頃には、桜も開花しているかもしれませんね。
背割堤さくらまつりの期間は、入場に100円の協力金が必要になります。
2025年の背割堤さくらまつりの開催期間は、まだ未定ですが、おそらく4月に入ってからになると思われます。
なお、背割堤の詳細については以下のページを参考にしてみてください。