淀水路の河津桜が満開になった・2025年

3月下旬。

京都市伏見区の淀水路を訪れました。

淀水路には、たくさんの河津桜が植えられており、毎年3月中旬に見ごろを迎えます。

今年は、2月下旬3月中旬にも河津桜を見に淀水路を訪れていますが、例年より咲き進むのが遅く、三度、淀水路に河津桜を見に行ってきました。

大勢の旅行者で賑わう淀水路

淀水路には、京阪電車の淀駅から南に約5分歩くと到着します。

駅からは、「淀の河津桜」と記されたのぼりが淀水路まで立っているので、それを目印に歩いていけば迷うことはありません。

淀水路の西端にやって来ました。

河津桜

河津桜

電車の窓から河津桜が満開になっているのが見えましたが、目の前で見ると、とても華やかですね。

淀水路の河津桜は、西端が最も美しく、満開になるとピンク色の花が隙間なく咲きます。

河津桜の並木

河津桜の並木

そして、河津桜が満開になった淀水路は、大勢の人で賑わいます。

たくさんの人と河津桜

たくさんの人と河津桜

淀水路も知名度が上がり、のんびりと歩けないほどの人で埋め尽くされていました。

海外からお越しの方が、とても多くなっていますね。

国籍も様々で、京都の国際化が進んでいるのを実感します。

淀水路脇の遊歩道を東に向かって歩いていきます。

河津桜は東に行くほど数が少なくなります。

水路沿いの河津桜

水路沿いの河津桜

淀水路に河津桜が植えられたのは、2002年です。

それ以前から植わっている木もありましたから、場所によっては、河津桜を密集して植えることができなかったのでしょう。

水路の東側

道路を渡り、淀水路の東側にやってきました。

見下ろす河津桜

見下ろす河津桜

東側は、西側より開花が遅めです。

でも、この日は、東側も河津桜が満開になり、水路全体で見ごろとなっていました。

水路の東側は、西側より比較的人が少なめです。

東に行くほど、人の数が減りますよ。

人が少ない遊歩道

人が少ない遊歩道

1本だけ桃桜が植えられていました。

桃桜

桃桜

小さな白色の花を咲かせる桃桜は、唐実桜(からみざくら)とも呼ばれています。

桃桜も、早咲きで、花は梅に似ています。

梅が咲いていると勘違いする人もいそうですね。

水面に映る河津桜もきれいですね。

水面に映る河津桜

水面に映る河津桜

桜と水は相性が良く、見ているだけで、心が和みます。

水路の東の端近くまでやって来ました。

ここまで来ると、ほとんど人がいません。

水路と河津桜

水路と河津桜

西端の密集して咲く河津桜も美しいですが、東端のぽつぽつと咲く河津桜も、落ち着きがあって良いものです。

河津桜が咲く頃の淀水路では、菜の花もきれいに咲きますよ。

菜の花と河津桜を一緒に見るのもおすすめです。

河津桜と菜の花

河津桜と菜の花

今年も、淀水路で見事に咲いた河津桜を観賞できました。

淀水路の河津桜は、まだ葉が出てきていなかったので、3月27日までは見ごろを保っていると思います。

今年は開花が遅かったので、3月末でも河津桜を楽しめるのではないでしょうか。

この後は、背割堤にハナモモを見に行きます。

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