10月11日に京都市上京区の廬山寺にフジバカマを見に行った後、寺町通を挟んで西隣に建つ梨木神社(なしのきじんじゃ)に参拝しました。
梨木神社も、10月14日まで行われていたフジバカマの会場の一つです。
萩の宮とも呼ばれる当社は、この時期に萩も見ることができます。
アサギマダラがやってきた
梨木神社には、地下鉄の今出川駅から南東に約8分歩くと到着します。
京阪電車の出町柳駅からだと南西に徒歩約8分です。
廬山寺の正面にある駐車場から梨木神社に入ることに。
駐車場の先には、神門が建っており、その前では萩が赤色の小さな花をたくさん咲かせていました。
今年は、萩の開花が遅かったので、10月に入ってから見ごろを迎えたところも多く、梨木神社でもまだきれいに咲いていました。
神門をくぐります。
その先に見えるのは、拝殿です。
拝殿の周囲に特に多くの萩が植えられています。
拝殿の前の白色の萩も良い具合に咲いていますね。
梨木神社では、白色の萩と赤色の萩を見られますが、白色の萩は開花がやや遅めで、この日は満開になっているものがたくさんありました。
拝殿の後ろに建つ本殿の前の赤色の萩もまだまだ元気で満開でした。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
拝殿の西側の赤色の萩。
満開ですね。
フジバカマも拝殿の西側に植わっています。
他の会場と比較すると、株は少なめですが、花は見ごろを迎えていました。
しばらくフジバカマを観賞していると、アサギマダラが飛んできました。
今年初めて見るアサギマダラですね。
フジバカマに誘われて、やって来たようです。
アゲハチョウくらいの大きさで、羽が青色をしているのが特徴的です。
長距離を旅するチョウとしても知られており、数百kmも移動した個体も見つかっています。
また、来年の藤袴祭にやって来るのを楽しみに待ちましょう。
フジバカマと萩。
どちらも秋の七草ですね。
京都も日が落ちるのが早くなっており、午後になると空が薄っすらとオレンジ色になっています。
神門から外に出ます。
南に向かって長く延びた参道わきでも、たくさんの萩が咲いていました。
参道も、白色の萩が満開であります。
参道沿いには、Coffee Base NASHINOKIがあるので、のんびりとお茶を飲みながら萩を観賞し秋の風情を感じるのも良いですね。
梨木神社は、カエデも多く植えられており、11月下旬から12月上旬にかけて紅葉を楽しめます。
京都御苑の東隣なので、紅葉の時期に周辺を観光した際は、梨木神社にも参拝してはいかがでしょうか。
なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。