牡丹が残る建仁寺・2024年

5月上旬に京都市東山区の禅居庵に参拝した後、東隣の建仁寺にも参拝しました。

建仁寺は、京都最古の臨済宗のお寺です。

祇園の繁華街の南に広々とした境内を持ち、見どころも多い建仁寺ですが、旅行や観光で訪れる人は意外と少なめです。

そのおかげで、混雑しないのはありがたいのですが。

初夏の清々しい境内

建仁寺には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約5分歩くと到着します。

駅からだと、西側の惣門から境内に入るのが近いのですが、今回は、禅居庵の東側の門から建仁寺に入りました。

禅居庵から建仁寺境内の南西角に入ります。

そして、境内の南側に行き北を眺めます。

三門

三門

手前に放生池があります。

放生池に架かる石橋の奥に見える建物は三門です。

東にまっすぐ歩いていきます。

東側の参道は、特に人が少なく静かですね。

東側の参道

東側の参道

初夏の青空が清々しい。

東側の参道から西に戻り、楽大明神にお参り。

楽大明神

楽大明神

楽大明神の前では、早いものでサツキが咲き始めていました。

咲き始めたサツキ

咲き始めたサツキ

京都のサツキの見ごろは、例年5月下旬から6月上旬なのですが、今年は1週間ほど見ごろが早まりそうです。

青空の下の新緑もきれいですね。

新緑と青空

新緑と青空

5月は、どこを歩いても、木々の青葉が美しく、見ているだけで心身がリフレッシュしていきます。

境内の中央に建つ法堂(はっとう)

法堂

法堂

法堂も、晴天の下で見ると美しく感じます。

そして、人が全くいません。

いや、写真に写っていないだけで、実際にはツアーで訪れた海外からの旅行者がたくさんいたのですが。

それでも、境内は比較的閑散としていましたよ。

法堂の周囲では、4月中旬から下旬にかけてボタンが花を咲かせます。

もうボタンは終わっているだろうなと期待せずに法堂に近づくと、まだ花が残っていました。

赤色の牡丹

赤色の牡丹

さすがに花数は少なくなっていましたが、まだきれいな姿を保っているボタンが見られました。

白色のボタンもきれいであります。

白色の牡丹

白色の牡丹

石垣を背に見るボタン。

牡丹と石垣

牡丹と石垣

建仁寺には、新緑を目当てに訪れたのですが、思いがけずボタンに出会えたので、ボタンにばかり目が行ってしまいました。

もちろん、新緑も境内全体できれいでしたよ。

帰りは、北門から外に出ます。

北門

北門

北門は、海外からの旅行者に大人気の花見小路通に続いています。

そのため、北門の近くは、大勢の人で賑わっていましたよ。

この後は、安井金比羅宮に参拝します。

なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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