7月17日に京都市東山区の禅居庵にキキョウを見に行った後、東隣の建仁寺を訪れました。
先ほど参拝した禅居庵は、建仁寺の塔頭(たっちゅう)です。
建仁寺に立ち寄る予定はなかったのですが、せっかく近くまで来たので、境内を歩くことにしました。
閉じたハスの花
建仁寺には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約5分歩くと到着します。
禅居庵の山門を出た先は、建仁寺境内の南側になります。
境内の南側には、放生池があります。
時刻は午後5時が近づいているので、空が薄暗くなり始めています。
建仁寺の放生池には、多くのハスが植わっているのですが、夕方だったため、ほとんどのハスの花が閉じていました。
ハスは、朝に開き、昼になると閉じるため、できるだけ午前中に見に来たいですね。
夕方になると、開いている花も、元気がなくなり、下を向いていました。
夕方の境内
放生池を見た後は、境内を歩きます。
まずは、東側に祀られている楽大明神にお参り。
放生池の北側に建つ三門の裏側には、コケが生えています。
コケの上に植えられている松の木の影が長く伸び、夕方らしい景色となっていました。
コケの北側には、大きな法堂(はっとう)が建っています。
法堂の天井には龍が描かれていますよ。
内部の写真撮影もできます。
でも、夕方だったため、法堂の拝観受付は終了していました。
境内には、まだ多くの人がいましたが、徐々に出口に向かって歩いていく人が増え、境内の中心は静かになり始めてきました。
境内の東側の塀際には、もう誰もいません。
夕方のもの悲しいお寺の景色だけが残っていました。
見上げる法堂。
日が西に傾き、空が、青色からオレンジ色に変わり始めています。
境内の北東角の北門へ。
建仁寺垣には、木々の長く伸びた影が映し出されていましたよ。
夕方に訪れた建仁寺は、ハスが閉じていて残念でしたが、日中には見られない景色を見ることができました。
禅寺の夕暮れ時の風景は、なかなか情緒がありますね。
この後は、八坂神社に祇園祭の神輿出発式を見に行きます。
なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。