10月上旬。
京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。
石清水八幡宮は、京都市の南西の方角にあり、平安時代には都の裏鬼門を守る王城鎮護の神さまと崇められていました。
現在も、男山に広い神域を持ち、多くの参拝者が訪れます。
少しずつ秋らしくなってきた境内
石清水八幡宮には、京阪電車の石清水八幡宮駅からケーブルに乗車し、男山の山上に向かうのが便利です。
山上のケーブルの駅から南に3分ほど歩くと、石清水八幡宮の神苑に到着します。
神苑には、休憩所があり、唐揚げやうどんなどを召し上がることができますよ。
神苑から参道にやって来ました。
人ば少なく、ほとんど無人の状態。
手水舎の手水鉢に設置された竹の先から、ちょろちょろと水が流れ落ちています。
南総門をくぐります。
石畳の奥に建つのは本殿です。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
本殿に祀られているのは、応神天皇、神功皇后(じんぐうこうごう)、比咩大神(ひめおおかみ)です。
本殿の頭上の空には、薄っすらと雲がかかり、秋らしさを感じます。
この日は、まだ暑さを感じましたが、夏の焼けるような暑さは過ぎ去ったようです。
本殿のわきには、七五三詣の記念撮影ができるようにパネルが設置されていました。
そろそろ、石清水八幡宮でも、七五三のお参りで訪れる家族の姿が見られるようになるでしょう。
本殿の裏には、摂社や末社が多く並んでいます。
その中には、男性の守護神の若宮社と女性の守護神の若宮殿社もありますよ。
本殿にお参りをした後は、こちらにもお参りをしておきたいですね。
また、本殿の周囲に設けられている土塀は、信長塀と呼ばれており、織田信長が寄進したものです。
信長塀も、しっかりと見ておきましょう。
展望台
参道に出て、本殿の北にある展望台に向かいます。
展望台のカエデは、まだ緑色でしたが、すこし色が薄くなってきているように見えます。
ややオレンジ色になっている葉もあり、秋が徐々に深まっているのを感じます。
それでも、紅葉には、まだ早いですね。
石清水八幡宮の紅葉は、11月下旬から12月上旬が見ごろ時期です。
展望台からの眺め。
雲が多めだったので、京都市内がかすんで見えます。
再び参道に戻り、今度は南に向かって歩きます。
参道わきには、御鳳輦舎が建っていますが、あまり注目されることはありません。
中には、鳳輦(ほうれん)が収められているそうです。
9月の石清水祭では、鳳輦を見ることができますよ。
表参道を歩き、男山から下山します。
参道は、木々に覆われ、少しひんやり感じます。
表参道を歩く人はほとんどおらず、のんびりと下山しました。
この後は、神應寺に参拝します。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。