9月中旬。
京都市伏見区の伏見稲荷大社に参拝しました。
伏見稲荷大社は、海外からの旅行者にとても人気がある神社で、毎年、日本国内の観光地のランキングで上位に入っています。
ここ2年ほどは、新型コロナウイルスの影響で、海外からお越しの方が減っており、また、国内からの参拝者の足も遠のいています。
賑わいが戻ってきた伏見稲荷大社
伏見稲荷大社の最寄り駅は、JRの稲荷駅です。
駅を出ると、正面に伏見稲荷大社の第一鳥居があるので迷うことはないでしょう。
京阪電車だと、伏見稲荷駅から東に徒歩約5分です。
今回は、第一鳥居から少し北にある商店街を抜けて伏見稲荷大社に向かうことに。
コロナの影響で、閑散としていたお店ですが、今は観光客の姿が増え、以前のような賑わいを取り戻しつつあります。
まだ、海外からお越しの方の姿は少ないですが、修学旅行生が多くなっており、活気が出てきました。
商店街を抜け、工事中の鳥居をくぐって境内に入ります。
豊臣秀吉が建てた楼門の周辺にも、多くの人がいました。
人が写らないように写真撮影をするのが難しくなってきました。
外拝殿(げはいでん)の後ろの石段を上り、本殿にお参りをします。
商売繁盛を祈願しましょう。
伏見稲荷大社と言えば、千本鳥居が有名です。
鳥居を建てるには多くのお金が必要ですが、願かけ鳥居であれば初穂料は1,000円です。
参拝の記念に願かけ鳥居を奉納するのも良いですね。
本殿の東側に向かいます。
奥宮の後ろに見える大きな鳥居は千本鳥居の入り口です。
奥宮には、本殿と同じく稲荷大神が祀られています。
伏見稲荷大社には、摂社や末社が多く建っていますが、この奥宮は他の境内社とは別格とされます。
かつては、西側に八間の回廊があったとのことですが、現在はなくなっています。
奥宮は、『長禄三年指図』に「命婦」として記されているとのこと。
長禄3年は西暦1459年ですから、600年近く前からその存在が確認されていることになります。
ちなみに現在の奥宮は、天正年間(1573-1592年)に建立されたもので、元禄7年(1694年)に修復されています。
千本鳥居をくぐって奥社奉拝所へ向かいます。
千本鳥居も人が増えており、無人の写真を撮るのが難しいです。
奥社奉拝所も、多くの参拝者で賑わっていました。
奥社奉拝所には、願い事が叶うかどうかを占えるおもかる石があり、その前にも、修学旅行生の長蛇の列ができていましたよ。
奥社奉拝所からは、お山めぐりもできます。
稲荷山を1周するのに約2時間かかります。
稲荷山にも、たくさんの鳥居と社がありますよ。
今回は、お山めぐりはせずに引き返すことに。
啼鳥菴(ていちょうあん)も、観光客の方で賑わっていました。
中には無料の休憩所があり、座りながら八嶋ヶ池を眺めることができますよ。
初秋の伏見稲荷大社は、観光客が戻り、以前のような賑わいになっていました。
まだ、最盛期と比較すると人出は半分くらいなので、今なら混雑することなく参拝できますね。
海外からの旅行者が増える前にぜひ伏見稲荷大社を訪れてください。
この後は、石峰寺に参拝します。
なお、伏見稲荷大社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。