8月上旬に京都市上京区の相国寺に参拝しました。
相国寺には、境内の南に池があり、夏になると池周囲にハスを植えたプランターが並べられます。
8月になると、ハスはそろそろ終わりが近づいてきます。
でも、今年は梅雨が長かったので、相国寺では、まだハスが咲いているのではないかと思い、お参りすることにしました。
見ごろを保つハス
相国寺は、地下鉄今出川駅から東に3分ほど歩くと、到着します。
南側の総門をくぐり参道へ。
参道には人の姿がほとんどありません。
夏の相国寺は、毎年訪れる人が少ないので、見慣れた光景です。
池は、総門をくぐった左側にあります。
池の周囲には、ハスを植えたプランターがいつものように並んでいました。
やっぱり、8月に入ったためか、咲いているハスは少ないですね。
舞妃蓮(まいひれん)は、純白の花を咲かせていました。
奥に見える石橋は、天界橋です。
こちらはミセススローカム。
私が相国寺に訪れた時間は午後1時頃だったため、閉じているハスが目立ちました。
ミセススローカムも、外側の花弁は開いているものの、内側の花弁は日差しから身を守るようにして閉じていました。
巨椋(おぐら)の曙は、きれいに開いていましたが、あっちを向いています。
池の周囲に柵があるので、ハスには近づけません。
なので、ちょうど良い角度で見られないハスもあります。
落霞映雪(らっかえいせつ)は、無数に付けた小さな花弁が全開になっていました。
そろそろ終わりが近づいているのでしょうか。
真如蓮(しんにょれん)は、花弁に日差しが当たり、透き通るような白色の姿を見せてくれましたよ。
2つ並んだ和蓮(あいれん)は、淡い紅色がかわいらしいですね。
ハスは、他にも咲いていましたが、遠い場所にプランターが置かれているものもあり、何という品種なのか確認できませんでした。
ハスを見終えた後は、法堂(はっとう)にお参りをします。
法堂の天井には龍が描かれており、中で手をパンと叩くと、グルルルと龍が鳴きますよ。
法堂が公開されている時は、ぜひ、拝観してください。
鐘楼の近くのタチアオイは、白色の花が1つだけ咲いていました。
タチアオイは、そろそろ終わりが近づいているようです。
相国寺のハスは、8月上旬にしては、割と多くの花が咲いていました。
8月10日頃までは、ハスを楽しめそうですね。
なお、相国寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。