7月下旬に京都市東山区の八坂神社に祇園祭の神輿を見に行った後、建仁寺に参拝しました。
八坂神社から建仁寺までは、南西に5分ほど歩けば到着します。
それほど距離が離れていませんから、八坂神社を訪れた際は建仁寺にも立ち寄るのがおすすめです。
夏らしさを感じる境内
建仁寺の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。
駅からは、南東に5分ほど歩くと建仁寺の西側に建つ惣門に到着します。
今回は、八坂神社から来たこともあり、北東に建つ北門から境内に入ることにしました。
いつもなら北門付近は、観光客や旅行者の方の姿が多いのですが、新型コロナウイルスの影響により、人が少なくなっています。
北門をくぐり、参道を西に進みます。
境内の北側にある本坊では、拝観が再開されていました。
本坊には、風神雷神図屏風などが展示されていますよ。
内部の写真撮影もできますから、建仁寺に参拝したら、一度は本坊を拝観しておきたいですね。
法堂(はっとう)の頭上には、白い雲が浮かんでいます。
この日は、まだ梅雨明けしていませんでしたが、雲の間から青空が見られ、夏らしさを感じられました。
参道は無人。
建仁寺は、京都でも人気の繁華街である祇園に建っているのですが、意外と境内は混雑しません。
夏は特に人が少ないのですが、今年は例年より、さらに人が少ないですね。
そのため、建仁寺では、静かな夏を感じられました。
境内の南東に祀られている楽大明神にお参りをしましょう。
終わりが近づくハス
法堂の南にやってきました。
こちらには、三門が建っていますよ。
三門の前には池があります。
その池の中央付近に盛り上がるようにハスが植わっています。
ハスが植えられている池は、水面が見えなくなるほどハスの葉でいっぱいになっていることが多いのですが、建仁寺の池は、ハスが中央にだけあり、池全体を見られるようになっています。
1本だけ高く伸びた茎の先に大きなハスの花が咲いています。
でも、花弁が重たそうで、そろそろ散りそうな感じです。
私が建仁寺を訪れた時間は午後を過ぎていたので、花弁を閉じているハスが目立ちました。
これから咲きはじめそうなつぼみもありますね。
でも、建仁寺のハスは、見ごろの終盤となっており、全体的に花数が少なかったです。
建仁寺のハスは、8月上旬までは、チラホラと咲いていそうです。
今年の夏の建仁寺は、とても静かです。
人が少ないので、のんびりと参拝できますよ。
この後は、禅居庵にキキョウを見に行きます。
なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。