元日に京都市東山区の恵美須神社に初詣に行った後、近くの禅居庵にもお参りをしました。
禅居庵は、境内に多くのイノシシがいることから、昨年の亥年には多くの観光客や旅行者の方が参拝に訪れました。
私も、昨年の早い時期に禅居庵にお参りをしています。
これまで禅居庵には何度も訪れていますが、元日に参拝するのは今回が初めてですね。
冬の植物たち
禅居庵は、京阪電車の祇園四条駅から南東に徒歩約5分の場所に建っています。
入り口に到着。
入り口では、狛イノシシがお出迎え。
昨年はお世話になりました。
境内に入ります。
冬の禅居庵では、サザンカが目立ちます。
上の写真に写っているのは白色のサザンカですが、赤系統のサザンカも咲いていましたよ。
ナンテンの赤い実もたくさんなっていました。
正月には、門松にナンテンがついているのをよく見ますね。
摩利支天堂の前には、ハボタンも。
冬は、お寺でよくハボタンを見かけますね。
手水屋のイノシシは口から水を流しています。
それでは摩利支天堂にお参りをしましょう。
摩利支天は、7頭のイノシシに坐り、顔が3つ、腕が6本の三面六臂(さんめんろっぷ)の姿をしています。
イノシシを従えている姿から、亥年の守り本尊として信仰されていますね。
また、摩利支天は実体がない陽炎の光が神格化したといわれ、捕えられ傷つけられることがないとし、開運、勝利の神として戦国武将からも崇敬されていました。
年始から運が開けるようにお願いしておきましょう。
参道には背の低いお地蔵さんが、仲良く体を寄せていました。
このような姿を見ると、寒い京都の冬でも、ほっこりとしますね。
黄色の菊の花も、境内を明るい彩にしてくれています。
近くにはサザンカの白い花も咲いています。
元日の禅居庵は、それほど混雑はしていませんでしたが、初詣客の方が途切れることなく境内に入ってきました。
私が禅居庵にいる間は、ポカポカとした陽気で心地良かったです。
境内の東の参道に進みます。
参道では、センリョウも赤い実をポツポツと付けていましたよ。
禅居庵にお参りを済ませた後は、譲り合いの道を東に歩き、建仁寺に参拝しました。
なお、禅居庵の詳細については以下のページを参考にしてみてください。