毎年、旧暦の七夕の時期に合わせて開催される京の七夕。
会場は全部で5つあり、8月10日から12日までは、堀川エリアで「堀川かがり火のみち」を歩くことができます。
堀川は、京の七夕が始まった時から会場として使われており、京の七夕と言えば堀川を連想する人もいることでしょう。
私は、8月10日に堀川かがり火のみちを歩いてきたので、今回は、その様子をお伝えします。
夏祭りの雰囲気漂う堀川
地下鉄二条城前駅に到着したのは、午後7時過ぎ。
8月15日まで、二条城でも京の七夕が実施されており、門の前には大勢の人が列を作っていました。
なお、二条城の入城料は600円です。
以前は、二条城付近が堀川の京の七夕の入り口となっていたのですが、今年から、規模が縮小され、半分程度となっています。
入り口は、二条城駅からずっと北の下立売通です。
駅からは15分ほど歩かなければなりません。
堀川沿いの遊歩道に下ります。
その名のとおり、かがり火が焚かれていますね。
遊歩道を北に向かって歩きます。
宙には、光り輝く金魚が泳いでいました。
お店も出ており、綿菓子などが売られていましたよ。
また、かがり火ライブも行われており、夏祭りの雰囲気が出ていました。
堀川と言えば、幻想的な光が特徴的だったのですが、毎年、少しずつ規模が縮小され、光の演出も少なくなっています。
それでも、青色のランプが回転しながら、地面に映る光はきれいでしたよ。
かがり火は近くに寄ると熱く感じます。
でも、今年の京都は日中はとても暑いのですが、夜は割と涼しいです。
適度に風があるんですよね。
毎年、汗をかきながら堀川沿いを歩いていたのですが、今年は、それほど汗をかきませんでしたよ。
見事な竹細工も展示されていました。
竹でできた平等院や法隆寺もありましたよ。
地面には無数のキャンドル。
このキャンドルは、同志社大学ボランティア支援室が用意したものです。
一条戻橋に近づいてくると賑やかになってきました。
堀川七夕ステージでは、上七軒の舞妓さんが舞っていました。
この辺りは、人が多く、皆さん、舞妓さんの舞に見とれていましたよ。
一条戻橋近くでは、かがり火屋台村も賑わっていました。
京の七夕の案内を見ると、一条戻橋の北側も会場となっているようですが、人の気配がしなかったので、一条戻橋から会場の外に出ることにしました。
堀川かがり火のみちは、以前の光の天の川はなくなり小規模化しています。
ちょっと残念ではありますが、昔のように混雑しなくなっているので、夕涼みに歩くにはちょうど良い感じでしたよ。
堀川エリアは、二条城に力を入れているんでしょうね。