1月中旬に京都市左京区の大豊神社に参拝してきました。
大豊神社は哲学の道の近くにあり、桜の季節になると参拝者が多くなります。
末社の大国社にいる狛鼠が人気で、お花見のついでに狛鼠を見ていく観光客の方も多いですね。
でも、冬に大豊神社に参拝する人はとても少ないです。
雪が残る境内
大豊神社は、市バス停「宮ノ前町」から東に7分ほど歩いた辺りに建っています。
地下鉄蹴上駅からだと北に徒歩約20分です。
参道の入り口の前にやってきました。
大豊神社は、椿ヶ峰のふもとに鎮座しています。
椿ヶ峰は、その名のとおり、椿がたくさん植わっています。
大豊神社の参道にも、椿が植えられているのですが、まだ若干時期が早かったのか、あまり花が咲いていませんでした。
京錦と呼ばれる品種の椿が、桃色の花を咲かせそうな感じ。
でも、しっかりと花弁が開いている花はなかったです。
参道を進み鳥居の前にやってきました。
そして、鳥居をくぐり境内へ。
数日前に降った雪が絵馬堂の屋根の上に残っています。
拝殿の周囲にも白い雪が、清めの塩のように残っています。
それでは、拝殿の後ろの石段上に建つ本殿にお参りをしましょう。
本殿に祀られているのは医薬祖神の少彦名命(すくなひこなのみこと)、勝運の神さまの応神天皇、学問の神さまの菅原道真です。
寒い季節ですから、風邪をひかないようにお願いしておきましょう。
受験生は合格祈願を、マラソン選手は勝運を祈願しておくと良い結果が期待できそうですね。
本殿の前に置かれている良縁招福石。
この石を撫でておくと、良縁と招福に恵まれるのでしょうか。
本殿の近くにも雪が残っていました。
本殿の屋根から落ちてきたのでしょうか。
雪が山のように積もっています。
大国社の前の狛鼠。
誰かが木の実をお供えしています。
こちらは、火難除の愛宕社の前にいる狛鳶です。
今年は、酉年ですから愛宕社にもお参りをしておくと縁起が良さそうです。
冬の乾燥する時期ですから、火難除のご利益も授かっておきましょう。
さすがに冬の寒い時期なので、大豊神社に参拝している人は少なかったです。
おかげで心静かにお参りできました。
灯籠の近くには、冬らしくマンリョウの実が成っています。
今回の参拝は、椿を見ることが目的だったのですが、境内の椿はまだほとんど咲いていませんでした。
花を咲かせている椿もありましたが、華やかになるのは2月に入ってからかもしれませんね。
本殿前から境内を眺めます。
まさに冬の神社といった風景ですね。
なお、大豊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。