3月中旬。
京都市左京区の長徳寺を訪れました。
長徳寺は境内に入ることはできないのですが、門前に早咲きのオカメ桜が植えられているので、それを見に行ってきました。
時期的には、もう少し後の方が良さそうに思ったのですが、2016年は開花が早かったようなので、もしかしたら見ごろを迎えているかもしれません。
早くも満開になったオカメ桜
長徳寺の最寄り駅は、京阪電車の出町柳駅です。
駅を出て南に1分ほど歩けば長徳寺が建っていますので、迷うことはないでしょう。
出町柳駅から出ると、川端通の向こう側で、赤紫色の花をたくさん咲かせたオカメ桜が見えます。
もう満開ではないですか。
3月中旬と言っても訪れたのは11日でしたから、例年よりも1週間以上は見ごろになるのが早いですね。
この様子だと、ソメイヨシノの開花も早そうに思えますが、開花予報では例年並みとのこと。
長徳寺の門前にやってきました。
枝先までびっしりと赤紫色の花が付いています。
何度も見ていますが、たわわな感じに咲いているオカメ桜の華やかさにいつも見とれてしまいます。
道行く人々も、このオカメ桜に気づくと足を止めて、しばし見入っています。
大きなカメラを持った方たちは、すでに満開になっているという情報を聞いて訪れたのでしょうね。
頭上で、ピーヒョロロと聞こえてきました。
見上げると、トビが優雅に飛んでいます。
オカメ桜の真上で旋回していましたから、きっとトビも満開のオカメ桜を見に来たのですよ。
この日は、気持ちの良い晴天でした。
適度に雲も出ていたので、オカメ桜の濃い花の色が白雲に映えていましたよ。
オカメ桜の全景です。
見事なまでに満開です。
木の近くで写真撮影をしている方がいて、なかなかオカメ桜全体を撮影する機会がやってきませんでしたが、一瞬の隙をついてうまく撮れました。
木に近づいてオカメ桜を撮影。
こうやって見ると、花の数の多さがよくわかりますね。
いつもならハチが蜜を吸いに来ているのですが、今年は開花が早かったためかハチが1匹もいませんでした。
門前に建つ地蔵堂と一緒にオカメ桜を撮影。
晴れていたおかげで、地蔵堂のガラスにくっきりとオカメ桜が映っていましたよ。
長徳寺のオカメ桜は、ソメイヨシノよりも長い期間花を咲かせていますから、あと1週間ほどは見ごろを保っているのではないでしょうか。
でも、見に行くのなら早めが良いでしょうね。