2015年07月一覧

本宮祭で賑わう伏見稲荷大社・2015年

毎年7月の土用入後初の日曜日又は祝日に京都市伏見区の伏見稲荷大社で、本宮祭(もとみやさい)が催されます。 本宮祭は、稲荷大神の分霊を祀る全国の崇敬者が総本宮に参拝し、日々のご神恩に感謝する大祭です。 前日には宵宮祭も行われ、本宮祭と合わせて2日間は、伏見稲荷大社は、国内外からの観光客や旅行者で大賑わいとなります。 と言うことで、7月20日の本宮祭の日に伏見稲荷大社に参拝してきました。

応仁の乱後の京都の復興は六角堂から始まった

応仁の乱(1467年)は11年にもおよび、京都の町を焼き尽くしました。 多くの家屋が焼失し、焼け野原となってしまったわけですが、現在でも京都の町が栄えていることから、歴史を知らなくても応仁の乱後に町が復興されたんだと想像できますね。 応仁の乱で壊滅的打撃を受けた京都を最初に復興したのは誰だったのでしょうか。 織田信長や豊臣秀吉など歴史上の有名な人物が思い浮かぶかもしれませんが、実は、応仁の乱後、最初に京都の町を復興しようとしたのは町衆と呼ばれる庶民たちだったのです。

合格祈願は東丸神社、商売繁盛祈願は伏見稲荷大社

稲荷神社は、全国的に商売繁盛のご利益で有名な神社です。 その総本宮が、京都市伏見区に鎮座する伏見稲荷大社ですね。 伏見稲荷大社は、正月にはたくさんの初詣客で賑わい、また、近年では外国人観光客からの人気も高くなっています。 国内外の旅行者に人気の伏見稲荷大社は、商売繁盛を祈願する人たちが多いわけですが、意外と合格祈願で訪れる学生も多い神社なのです。

五十日発祥の赤山禅院で売掛金回収祈願

「今日は五十日(ごとび)だから道が混んで車が動かない」 このような話を聞いたことはありませんか? 五十日とは、5の倍数にあたる日のことで、江戸時代から商人たちがこの日に売掛金の回収を行う習慣がありました。 五十日に売掛金を集金する五十払いの習慣が今も続いているので、5の倍数の日には道路が混雑するわけですね。 五十払いの発祥地は、京都市左京区の赤山禅院です。 なぜ、このお寺が五十払いの発祥地なのでしょうか。

奥渓家住宅の茅葺屋根の長屋門

北野天満宮から南に10分ほど歩いた辺りに茅葺屋根の古風な建物が建っています。 京都が1200年の歴史を持つ都市とは言え、北野天満宮がある京都市上京区は近代化が進んでいるので、あまり古びた建物が街中に建っていることはありません。 京都市街で、そのような古びた建物を見つけた時は、多くの場合、京都市の有形文化財に指定されています。

久坂玄瑞自刃の地・鷹司邸跡

元治元年(1864年)7月19日。 長州藩兵が、池田屋事件の報復のために京都御所に乱入する蛤御門(はまぐりごもん)の変が起こります。 京都御所の西にある蛤御門で、来島又兵衛率いる長州藩兵と会津藩や薩摩藩を中心とした幕府兵との間で、熾烈な戦いが繰り広げられたことから、蛤御門の変とか禁門の変と言われるようになりました。 この戦いで、長州藩士の久坂玄瑞(くさかげんずい)は、前年に起こった八月十八日の政変で長州藩が受けた汚名を挽回するために御所への参内を許してもらおうと、鷹司政通(たかつかさまさみち)の邸宅を訪れます。

梅雨の河合神社・2015年

京都市左京区の糺(ただす)の森の中に建つ河合神社は、下鴨神社の第一摂社です。 糺の森に入ってすぐの場所にあることから、下鴨神社に参拝に訪れた方が、よく河合神社にもお参りをしていますね。 6月末。 私も下鴨神社に参拝したついでに河合神社にもお参りをしておきました。

梅雨時のしっとりとした糺の森・下鴨神社

梅雨真っ只中の6月末。 京都市左京区の下鴨神社に参拝してきました。 この時期は、カラッと晴れた日が少なく、どんよりとした雲が空を覆い尽くしている日が多くて、あまり京都観光に出かけようと思わないでしょうが、梅雨だからこそ見れる景色もあるもの。 さすがに雨の日は京都散策をしたくありませんが、曇りの日だと気温が高くないので観光にはむしろ良いですね。

誓願寺の一言観音菩薩に参拝

新京極通には、お土産物屋さんに混ざってお寺や神社が建っています。 どの寺社も小さ目なのですが、誓願寺は割と大きいですね。 6月末にたまたま新京極を歩いていると、誓願寺の本堂の扉が開いており、大きな金色の阿弥陀さまの姿が見えたのでお参りしていくことにしました。

錦天満宮のおみくじの自動販売機には獅子舞がいる

京都市中京区の新京極通沿いに建つ錦天満宮は、菅原道真を祀っている神社です。 新京極はお土産物屋さんがたくさんあることから修学旅行生でよく賑わっており、買い物の合間に参拝に訪れる生徒さんも多いですね。 神社では、必ずと言っていいほど、おみくじを引けるようになっているのですが、錦天満宮のおみくじの自動販売機はちょっと変わっています。