7月20日に京都は梅雨明けしました。
そして、この日は、夏の到来を実感できる天気で、頭上にはとても爽やかな青空が広がっていました。
こんな天気の良い日は、広い境内を持つお寺に参拝して、伽藍とともに青空を見上げるのがおすすめです。
ということで、7月20日に東福寺を訪れました。
青空の下で眺める諸堂
東福寺の最寄り駅は、JRも京阪電車も東福寺駅です。
そこから南東に5分ほど歩けば、東福寺に到着します。
京阪電車を利用される場合は、1駅南の鳥羽街道駅で降りて、7分ほど歩いて東福寺に向かうのがおすすめです。
私は、鳥羽街道方面から歩いて東福寺の南の入口にやってきました。
入口の六波羅門の奥に見える雄大な建物は三門です。
六波羅門をくぐり境内へ。
夏らしい爽やかな景色が広がっています。
六波羅門をくぐって右に進み三門の正面に来ました。
真正面から眺める三門は、とても雄大に見えます。
三門の前に広がる池では、ハスの花も咲いていましたよ。
でも、夏の暑さのせいか、花が疲れているような感じです。
訪れたのが正午頃だったせいもあるのでしょうが、やはり、この暑さはハスの花にはこたえるようですね。
三門を見上げます。
その上には、青空と真っ白な雲。
まさに梅雨明けしたばかりの空といった感じです。
日陰では、アジサイの花がまだ咲いていました。
さすがにこの時期のアジサイの花は、乾燥が進んでいます。
そろそろアジサイも見納めですね。
境内の真ん中に建つ仏殿。
こちらも夏らしい景色であります。
仏殿は東福寺の本堂で、涅槃会(ねはんえ)の時には、大涅槃図が堂内に掲げられます。
それにしても、この日の青空は何度見ても美しかったです。
東福寺のような広い境内で見上げると、青空が無限に広がっているように見えます。
このような景色は、高いビルが立ち並ぶ都会では見ることができません。
幸い、京都は建築規制が厳しいこともあり、背の高い建物が少なく、どこまでも広がる青空を見上げることができます。
東福寺の白い塀際の苔は木々に日差しを遮られてみずみずしい状態を保っていました。
東福寺を訪れた時には、必ず見ておきたいのが、臥雲橋の前に広がる景色です。
奥に見える橋は通天橋、眼下に広がる谷は洗玉澗(せんぎょくかん)。
いつもは、谷ばかりに目が行くのですが、この日は、臥雲橋からも青空ばかりを見ていました。
何とも穏やかな空であります。
なお、東福寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。