2月3日の節分の日は、平安神宮で午前中から様々な行事が行われます。
なので、節分の日は平安神宮にいるだけで丸一日過ごすことができますね。
今年、私は午後3時ころに平安神宮の節分祭に参加しました。
鬼の舞
平安神宮に到着した時には、ちょうど豆撒き行事が始まったところでした。
應天門で数匹の鬼たちが武器を振り回し、そして、境内へと入っていきます。
境内に入った鬼たちは、参拝者を脅かしながら大極殿へと歩いていきます。
やがて鬼たちは大極殿の前に到着し、そのまま階段を上っていきます。
大極殿に昇った鬼たちは、鬼の舞を舞います。
この鬼たちは、午後2時に催された大儺之儀で追い払われたはずの邪気たちなのですが、再び境内へと入ってきて悪さをしています。
大極殿から降りてきた鬼たちは我が物顔で境内を暴れまわります。
しかし、いつまでも鬼の好き勝手にさせてはおけません。
市民の代表が次々と鬼たちに向かって豆を投げつけます。
これはたまらないと思った鬼たちは、ひるみ始めます。
豆を投げつけられるたびに逃げまどう鬼たち。
それでも、拝観者を驚かそうとします。
しかし、何度も豆を投げつけられた鬼たちは、應天門から境内の外へと逃げ出しました。
無事、鬼を外に追いやることができました。
ちなみに鬼に扮していたのは茂山社中の方々です。
福豆撒き
鬼の舞が終わると、皆さんお待ちかねの福豆撒きです。
さすがに広々とした平安神宮ですね。
豆撒きに参加されている参拝者の数が非常に多いです。
これは福豆を拾うのがかなり厳しそうですね。
私は、かなり後ろの方にいたので、福豆が全く飛んできませんでした。
せめて一袋くらいはいただきたかったので、福豆をもらって満足されている方が立ち去るたびに少しずつ前へ進んでいきます。
しかし、自分のところには福豆が飛んできません。
福豆撒きには芸者さんも参加されていました。
でも、あまり遠くまで投げていなかったので、やっぱり、私のところまでは飛んできません。
福豆撒きも終了間近となり、もう諦めようかなと思った時、自分の足元に福豆が落ちてきました。
最後の最後で運が巡って来たようです。
なんとか、福豆を一袋手に入れることができました。
福豆を授かったことで、運が開けてきそうですね。
平安神宮の節分祭は、様々な行事が催されるので、とても楽しいですよ。
ぜひ、機会があれば参加してください。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。