西院春日神社の藤・2014年

京都市右京区の西院に建つ西院春日神社は、藤の名所です。

藤の見ごろ時期は、大体ゴールデンウィーク中ですね。

私が西院春日神社にお参りをしたのは、4月末でした。

藤を観賞するには、ちょうど良い頃。

六尺藤の藤棚は改修中

西院春日神社は、阪急電車の西院駅もしくは京福電車の西院駅です。

どちらからでも5分も歩くことなく、神社に到着します。

西院春日神社

西院春日神社

東の鳥居から境内に入ります。

鳥居付近には、まだ桜が咲いていましたよ。

この桜は、八重咲きの松月桜と思われます。

松月桜

松月桜

もう、ほとんどの人が桜を意識しなくなる頃に花を咲かせるので、その美しい姿をあまり見てもらえないのが寂しいところです。

西院春日神社は、社務所の前に六尺藤の藤棚があります。

期待して、その藤棚の前に到着すると、まったく藤が咲いていません。

六尺藤

六尺藤

近くにあった説明書によると、今年は藤棚の修復に伴う剪定のため、藤は開花しないとのこと。

きれいに咲く六尺藤を見ようと思っていただけに残念ですが、これは仕方のないこととあきらめましょう。

六尺藤は、見れませんでしたが、隣にある御賜之藤は見ごろを迎えていましたよ。

御賜之藤

御賜之藤

この藤は、貞明皇后御由緒で、京都御所の藤壺から賜ったものということです。

紫色の花が、とてもきれいです。

藤と本殿

藤と本殿

近くに寄って藤の花を見ていると、甘い香りが漂ってきます。

藤のアップ

藤のアップ

その香りに誘われて、ハチも寄ってきました。

藤の花には、ハチがたくさん寄ってくるので、近くで観賞する際は、刺されないように注意しましょう。

天から降り注ぐように花が咲くのが藤の特徴。

降り注ぐ藤の花

降り注ぐ藤の花

紫色の花を見ていると、涼しい気分になってきます。

藤が咲くころになると、気温も高くなってきて、京都散策をしていると、汗ばむことがあります。

本殿の前には、たくさんの鉢植えが並んでいます。

植木鉢の藤

植木鉢の藤

鉢には、様々な姿をした藤が植えられていましたよ。

藤の花というと、紫色が定番ですが、白い花を咲かせる藤もあります。

白い藤の花

白い藤の花

真っ白な藤の花は、汚れのない美しさがありますね。

境内の南側にある藤棚の藤は、あまり咲いていませんでした。

境内の南の藤棚

境内の南の藤棚

丈も短いので、もう一つ華やかさに欠けます。

丈の短い藤の花

丈の短い藤の花

西の鳥居の近くにも藤棚があります。

西の鳥居付近の藤棚

西の鳥居付近の藤棚

この藤棚では、白色の藤の花が咲いていましたよ。

でも、境内の南の藤棚と同じく丈が短いので、少し物足りないですね。

丈の短い白い藤の花

丈の短い白い藤の花

六尺藤を見ることはできませんでした、御賜之藤と本殿前の鉢植えの藤がきれいに咲いていたので、参拝した甲斐がありました。

なお、西院春日神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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