2014年01月08日一覧

楠木正成の戦死を招いた清涼殿での坊門清忠の一言

建武3年(1336年)2月。 後醍醐天皇の軍に敗れた足利尊氏は九州へと落ちのびました。 これで、再び京都に平和が戻ってき、2月29日には延元と元号も改元されました。 しかし、この平和もほんの一時の間だけで、1ヶ月もすると足利方に味方する仁木頼章(にっきよりあき)が丹波で旗揚げ、播磨では倒幕のために後醍醐天皇に味方した赤松円心も白旗城を築城し朝廷に弓を引く構えを見せていました。 その他、中国地方でも多くの武士たちが、後醍醐天皇に反旗を翻しました。