毎年ゴールデンウィークになると、京都市東山区の蹴上浄水場が一般公開されます。
蹴上浄水場を見たことがある方なら、ご存知だと思いますが、敷地は山の斜面にあり、その斜面にはたくさんのツツジが植えられています。
一般公開は、ツツジの開花時期に合わせて行われます。
2013年は5月3日から6日まで。
ということで、一般公開初日に蹴上浄水場のツツジを見てきました。
山を登りながら見るツツジ
蹴上浄水場は、地下鉄蹴上駅からすぐの場所にあります。
祝日ということもあり、入口は、きれいに咲いたツツジを見ようという方たちで、あふれかえっていましたよ。
のんびりと歩きながら、斜面を登っていきます。
斜面には、丸く刈り込まれたツツジがいっぱい。
どうも、まだ見ごろには早いようで、半分くらいのツツジは、緑色の状態でした。
花を咲かせているツツジも、5分咲き程度のものが多かったですね。
蹴上浄水場に来たら、京都市内の景色も眺めたいですね。
北東に連なる山々が雄大に見えます。
中腹まで登ってくると、赤色や薄ピンク色のツツジが咲いていました。
まずまず花は多かったですが、満開は数日後になりそうです。
頂上の景色
頂上に到着すると、緑色の芝生が広がっていました。
写真ではわかりにくいのですが、向こうの山を見ていると、まるで芝生が空中に浮いているような錯覚を覚えます。
頂上から斜面を見下ろすと、丸くなったツツジがあちこちにありました。
まだまだ緑色が目立ちますが、咲いているツツジは、きれいでしたよ。
頂上の芝生に植えられている赤いツツジは、ところどころ歯抜けのような感じになっていました。
びっしりと植えられていると、とても鮮やかなんでしょうね。
頂上から北を眺めると、眼下に金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)の諸堂が見えました。
こういった眺めも京都らしいですね。
頂上から下山開始。
先ほど見下ろしたツツジを今度は見上げてみました。
空と一緒に見た方が、きれいに感じます。
ただ、下から見た方が、緑色が目立ちますね。
空を向いて咲くツツジ。
近寄って撮影していると、クマバチが襲来してきました。
あまり花に近づかない方が良さそうです。
中腹まで下りてきたら、真っ赤なツツジが満開でした。
これはキリシマツツジでしょうか。
真っ白なツツジも見頃です。
真っ白な花を見ていると、みぞれのかき氷が食べたくなってきましたよ。
5月3日の状況からすると、蹴上浄水場のツツジは、5月6日の一般公開最終日に見に来た方が、良さそうに思いました。
きっと、初日よりもたくさんの花を咲かせていますよ。