京都市東山区の知恩院へ。
ここは、入口に建つ雄大な三門がシンボル的存在で、初めて参拝や観光で訪れる方は、その大きさに圧倒されます。
東山区に訪れたら、一度は拝観しておきたいところです。
御影堂が工事中
その雄大な三門前に到着。
季節は梅雨に入っているため曇り空。
薄暗いためか、三門が普段より大きく見えません。晴れているとまた違って見えるんですけどね。
三門の上の方をよく見ると、何やら灰色の布のようなものが屋根の下を覆っています。
何かの修理をしているのでしょうか。下から見るだけだとよくわかりませんね。
いつもは三門をくぐるのですが、今回は、三門の右側の女坂から入ることに。三門の前の石段は急ですからね。ちょっと楽をさせていただきます。
三門の後ろには、サツキの刈込があります。
6月中旬ということもあって、花が少なくなっています。
女坂の脇には、ピンク色や白色のサツキの花が落ちていました。
こういう景色も風情があります。
女坂を上りきった辺りには、「念じれば花ひらく」と刻まれた石碑が置かれています。
その前にも散ったサツキの花びらがたくさん落ちていました。
念じれば、また来年も花を咲かせてくれることでしょう。
そして、御影堂(みえいどう)の前に到着。
工事中なので、近くには寄ることができません。
工事の案内を読むと、2018年度末まで屋根や軒廻り、建具、瓦など順次修理を行っていくそうです。2018年度末ということは、2019年3月までということですね。7年もの歳月をかけて修理をするとは、かなりの長期戦です。
知恩院に訪れたものの、境内を散策するのが難しそうなので、北門から外に出ることにしました。
ちなみに工事期間中は、集会堂を法然上人御堂(ほうねんしょうにんみどう)と称することになり、常に厨子(ずし)が開かれ、法然上人御尊像を拝むことができます。なので、工事期間中は、知恩院にお参りできないというわけではありません。
北門にやってくると、その近くでアジサイの花が咲き始めていました。
まだ、緑色が多いですが、すぐに青い花だらけになることでしょう。
北門をくぐって、石段を下りて行き、黒門に到着。
三門とは違って、黒門は人が少なくざわついていません。
人が多くて騒がしいのが苦手という方は、黒門から知恩院にお参りすると良いですよ。
なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。