2012年02月一覧

マニアックな石碑探し

京都観光の目的が、「歴史上の事件の跡地を見ること」という方も多いのではないでしょうか。 応仁の乱や本能寺の変など、歴史上の有名な事件の跡地には、ほとんどの場合、石碑が置かれています。 こういった石碑を発見すると、「ここがあの事件が起こった場所なのか」と妙に感慨深くなりますね。 ただ、私の場合、石碑に書かれている文字が難しすぎるため、事件名だけを見て満足することが多いのですが。 しかし、石碑に書かれた難しい文字まで読んでしまう方もいるようです。 「京都石碑探偵」という本の著者の方もそのようです。

伊勢神宮から分霊を勧請した京都大神宮

京都市下京区の寺町四条は、家電量販店やドラッグストアなどが建ち並ぶショッピングエリアです。 大阪の日本橋のミニチュア版といったところでしょうか。 そんなショッピングエリアに京都大神宮という神社が建っています。 何とも威厳のありそうな社名ですね。

平安時代の高級住宅街・三条西殿

地下鉄烏丸御池駅から地下鉄四条駅辺りまでは、多くの企業のオフィスや金融機関が建ち並ぶビジネス街となっています。 なので、この付近は、スーツを着たビジネスマンの方がたくさん行き交っており、観光客の方は少なめです。 さすがにビジネス街で見かける方は、どなたも忙しそうです。 でも、上記2つの駅の間にある烏丸三条(からすまさんじょう)は、ビジネスマンの方のちょっとした憩いの場となっています。

真田幸村の知恵を授けてくれるお地蔵さん・高松神明神社

京都市中京区の地下鉄烏丸御池駅から南西に5分ほど歩くと、高松神明神社という神社が現れます。 この神社をご存知の方は少ないのではないでしょうか。 私も参拝するまでは、社名すら聞いたことがありませんでした。 境内もいたって特徴がない感じだったので、簡単にお参りをして帰ろうと思ったのですが、よくよく境内を見てみると真田幸村と縁のあるお地蔵さんが祀られていることに気付きました。

京都御苑の梅・2012年2月20日の状況

2月も下旬になると、そろそろ京都では梅が咲きはじめ、場所によっては見ごろに近づいているところもあります。 ただ、拝観料が必要となる梅の名所に行って、まだほとんど咲いていない状態だと、もったいないですよね。 梅の開花状況を知るなら、拝観料が必要ない京都御苑の梅林に訪れるのが一番。 ということで、2月20日に京都御苑に梅の開花状況を調べに行ってきました。

藤原道長の史跡にしては寂しい法成寺跡と土御門第跡

平安時代中期。 この時代は、藤原道長とその子の頼通が権勢を振っていました。 藤原頼通と言えば、宇治市にある平等院を建てたことで知られていますが、そのモデルと言われているのが、道長が建てた法成寺(ほうじょうじ)でした。 平等院は世界遺産に登録されているほど立派なお寺なので、法成寺も負けず劣らず豪華なお寺なのでしょう。 境内には、金堂、釈迦堂、薬師堂、五重塔など壮麗な建物がいっぱい。 これだけの建物があるお寺は、一度は見ておきたいところです。

電気電波の神様を祀る電電宮

京都市西京区の嵐山に法輪寺というお寺があります。 渡月橋の北側から嵐山を見ると、その中腹に朱色の多宝塔が建っているのが見えますが、そこが法輪寺の境内になります。 その法輪寺の境内には、電気電波の神様を祀る電電宮(でんでんぐう)という鎮守社があります。

雲龍院で双龍風雷図を鑑賞

2012年の「京の冬の旅」で初公開となった雲龍院。 3月18日まで、干支が辰ということから、寺名に「龍」の文字が入る雲龍院で、普段、見ることができない寺宝が特別公開されています。 この機会を逃すと、次はいつ鑑賞できるかわかりません。 というわけで、雲龍院の特別公開に行ってきましたので、今回はその模様をお伝えします。