最近は、たくさんの若い女性の方が京都の神社にお参りされているようですね。
私も京都の神社に訪れると、お友達同士で参拝されている女性の方たちをよく見かけます。
特に縁結びのご利益がある神社が人気みたいです。
そんな神社にお参りするのが好きな女性の方に京都に観光で訪れたら参拝してほしいのが、京都市下京区にある市比売神社(いちひめじんじゃ)です。
マンション下に建つ神社
市比売神社は、京阪電車の清水五条駅から南西に5分ほど歩くと到着します。
下の写真に写っているのが、市比売神社の入口です。
写真には写っていませんが、実は市比売神社の上は5階建てのマンションとなっています。
これを見ると、最初にマンションが建てられて、その後にコンビニのように1階のテナントに神社が創建されたように思いますが、そうではありません。
市比売神社の創建は延暦14年(795年)で、平安遷都に伴い常設市場の東市西市の守護のために建てられました。
もともとは七条堀川にあったのですが、安土桃山時代に豊臣秀吉によって現在地に移されました。
なので、市比売神社が最初にあって、後にマンションが建てられたことになります。
なお、マンションは市比売神社が建てたものです。
カードの供養
マンションの1階の参道を通って境内へ。
この神社は、なんとなく男性が入りにくい雰囲気があります。
なので、今まで参拝をためらっていたのですが、たまたま境内に男性の方が数名いらっしゃったので、私が入っても場違いではなさそうです。
市比売神社の祭神は五柱で、全て女神です。
その五柱は、市寸嶋比売命(いちきしまひめのみこと)、多紀理比売之命(たきりひめのみこと)、多紀都比売之命(たきつひめのみこと)、神大市比売之命(かみおおいちひめのみこと)、下照比売之命(したてるひめのみこと)です。
まさに女性守護の神社といった感じです。
また、市比売神社は子供の成育にもご利益があるそうです。
現在、子供が食べることに困らないように願って初めて赤ちゃんに食べ物を食べさせる「お食い初め」は、市比売神社が発祥とのこと。
平安時代には、皇室や公家の崇敬があつく、皇子または子女が誕生すると当社の天之真名井(あめのまない)の御神水を産湯に加えたと伝えられています。
最近では、カード塚も造られ、あらゆるカードを供養してくれるとのこと。
女性の中には、たくさんのカードを所持してる方もいらっしゃるので、いらなくなったカードは、市比売神社で供養してもらうと良いかもしれませんね。
観光や旅行で京都にお越しになる女性の方は、市比売神社に参拝してみてはいかがでしょうか。
なお、市比売神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。