毎年、6月30日になると京都の各神社では、夏越(なごし)の祓えが行われます。
夏越の祓えとは、半年間の罪やけがれを祓うため、茅の輪をくぐったり人形流しを行ったりする行事です。
もちろん私も半年間のけがれを祓うために八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に訪れ、夏越の祓えに参加してきました。
茅の輪くぐり
石清水八幡宮の夏越の祓えは、午後3時から始まります。
20分ほど前に到着すると、楼門の前に大きな茅の輪が用意されていました。
待っている間、神社の方から白い紙の袋をいただきました。
これは一体何に使うのでしょうか?
午後3時を5分ほど過ぎてから、神事が始まりました。
参道から宮司さんたちが歩いてきて茅の輪をくぐり、その右前方へと進みます。
そして、何やら儀式が執り行われます。
この間、参拝者はお辞儀をして待機。
儀式が終わった後は、神社の方の指示に従い、先ほどいただいた白い袋を開けます。
中には、細かく刻まれた紙がたくさん入っていました。
どうやら、これを体にかけると、半年間のけがれが祓われるようです。
しっかり全部の紙を体にかけたので、きれいな体になったことでしょう。
そして、いよいよ茅の輪くぐりの始まりです。
茅の輪は、けがれを祓うための言葉を発しながら、左に1回、右に1回、左に1回と合計3回くぐり、そして、最後に礼をします。
宮司さんたちも茅の輪をくぐります。
そして、いよいよ参拝者の茅の輪くぐりです。
私は一番最初の列に並んで、他の参拝者の方たちと一緒に茅の輪をくぐりました。
夏越の祓えに参加したら、茅の輪をくぐらないと意味がありませんからね。
これで、ピカピカの体になりました。
私は、茅の輪くぐりを終えた後に帰ったので、この後の人形流しには参加していません。
みずみずしいアジサイ
夏越の祓えが行われる前にエジソン記念碑近くに植えられているアジサイの写真を撮っておきました。
今がちょうど見頃といった感じです。
このアジサイが植えられている辺りは、大きな木が何本もあり、適度に日陰ができていたため、花がみずみずしさを保っていました。
このアジサイを見ているだけで、暑さが吹き飛びますね。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。