京都の夏は暑い。
よく聞く言葉ですね。
確かに京都の夏は暑いです。
そんな暑い中、京都の観光名所を散策しているとすぐに疲れます。何より熱中症になってしまう危険もあります。
清水寺に向かうあの坂道を汗をかきながら、歩いて登ることを想像するだけでも、暑く感じますね。
そこで今回の記事では、夏場の京都散策を少しだけ涼しくしてくれるアイテムを紹介したいと思います。
気化熱を利用してクールダウン
紹介するアイテムは、「ひんやりジェルスカーフ」というものです。
ホームセンターで248円で購入しました。
開封してみると、中には下の写真に写っている薄っぺらいスカーフが1枚入っています。
見た目は、全然涼しくなりそうな感じがしません。
しかし、見た目とは異なり、これがなかなかの優れ物。
使い方は、まず水を張った洗面器にスカーフを浸します。
スカーフの中央部分には、高分子ポリマーが入っていて、水を吸収すると膨張するようになっています。
説明書には、10分から20分くらい水に浸しているとスカーフがパンパンに膨らむように書いていましたが、私の場合は30分以上かかりました。
早く膨らましたい場合は、蛇口にスカーフの縫い目付近を近づけて水を出すといいです。
この方法なら5分もあれば膨張します。
たっぷりと水を含んだら、スカーフに付いた水をタオルで拭きとって、首や頭に巻きます。
おー、確かに首がひんやりとします。
ただの水を含んだジェル入りのスカーフなのに思いのほか涼しいです。
ひんやりジェルスカーフは、気化熱を利用して冷却するようになっています。
気化熱とは、簡単に言うと液体が気体に変化する時に、周囲から吸収する熱のことです。
つまり、ひんやりジェルスカーフは、首や頭の熱を吸収してジェルにたまった水を蒸発させることで、冷却しているのです。
使用感は、積極的に体を冷やすというよりも、上昇した体温を元の体温まで冷ますといった感じですね。
なので、首に巻いた瞬間、「冷たい!」ということはありません。
ひんやりジェルスカーフを4時間使用しても、膨張しています。
下の写真は、吸水して室内で4時間使用後の状態です。
夜、寝る時間になっても開封当初のようなぺったんこな状態には戻りませんでした。
朝に給水しておけば、夕方までは使えそうです。
ひんやりジェルスカーフがあれば、夏の京都散策も快適にできそうですね。
ちなみにこの記事を書いているのは8月23日。
もう秋はすぐそこですね。
もっと早く、ひんやりジェルスカーフを買っておくべきでした。
2011年7月1日追記
ひんやりジェルスカーフを使い始めて2シーズン目になりますが、6月下旬から大活躍中です。
ただ、買った時にはわからなかったのですが、首に巻いていると汗がスカーフについて結構汚れます。
匂いも付くので、こまめに洗う必要がありますね。
今は、スカーフを水に浸している時間を長くして対応しています。