三室戸寺にアジサイを観に行った後、ついでに宇治市を散策したのですが、少々歩き疲れたことと小腹がすいてきたことから、どこかで休憩することに。
宇治と言えば、真っ先に思い浮かぶのがお茶。
と言うことで、お茶と関係があるお店で体力を充電することにしました。
行きついたのは団子屋さん
三室戸寺から南下して、宇治上神社と宇治神社に参拝した後、宇治川を渡ることに。
ちょうどダムの放流中で、とんでもない勢いで水が流れていました。
もしも宇治川の戦いの時、これだけ流れが速かったら、義経軍は川を渡れず、木曽義仲に負けていただろうなと思いながら、朝霧橋を渡って浮島となっている宇治公園へ向かいました。
浮島は、北の宇治公園と南の塔の島からなっていて、南北は橋で結ばれています。
朝霧橋を渡っていると塔の島に何やら石塔が建っているのを発見。
もちろん、後で石塔の正体を確かめるつもりです。
宇治公園に到着すると、何とも心地よい風が吹いてきたのでベンチに座って一休み。
しかし、このままベンチに座っているとうっかり眠ってしまいそうになるので、休憩できるお店を探すためにすぐに出発。
南の塔の島に着くとさっきの石塔は、十三重石塔であることがわかりました。
十三重石塔の下の方に説明が刻まれていましたが、古くなっていて読みにくいですね。要約すると以下の内容だと思われます。
十三重石塔は、弘安9年(1186年)に宇治川大橋の再建がなされたが、それに先立って叡尊律師が再建成就祈願のために建立した。
十三重石塔から喜撰橋を渡って、宇治川の横断は完了。
橋の向こうには、たくさんの宿やお店が並んでいます。
体力を消耗しきったので、この辺りのお店に入って小休止することに決定。
宇治らしくお茶と関係があるお店を探していると、某テレビ番組でも紹介されたお茶と関係がある食べ物を扱っているお店を発見しました。
その食べ物は、茶だんご。
このお店で休憩することに決定です。
異なる3つの茶だんごを味わえる
休憩することに決めたのは、鮎宗(あいそ)という宿の1階。
ここには、「茶だんご田楽 宇治三昧」という串に刺さっただんごがあります。
1本130円で、上から煎茶、抹茶、ほうじ茶の順で刺さっています。
真ん中に刺さっている抹茶のだんごが、一番想像しやすい味だと思います。
上の煎茶は、抹茶に比べると薄味で、下のほうじ茶は少し焦げた感じですね。
3つの中だと、煎茶のだんごが私の好みです。
「茶だんご田楽 宇治三昧」をビールに例えると、
- 煎茶=スーパードライ
- 抹茶=ラガー
- ほうじ茶=黒ビール
といった感じでしょうか。
すっきりした味わいを求めるなら煎茶、濃厚さなら抹茶、味の深みはほうじ茶。
一度、3串注文して、1本の串に煎茶だけ3つ刺して食べてみたいですね。
なお、「茶だんご田楽 宇治三昧」の詳細については、下のホームページをご覧になってください。
京都巽庵2015年5月1日追記:左記サイトは閉鎖しています。
また、「茶だんご田楽 宇治三昧」は、「京都おもしろ情報web」さんの団子で宇治のお茶三昧の記事でも紹介されています。自分で選んだお茶で茶だんご作りを体験できる情報も紹介されていますので、ご覧になってみてください。
2014年10月20日追記:上記サイトは閉鎖しています。