2010年04月一覧

京都御苑の北西の寺社を歩く

以前に寺町を歩いてみようの記事で、京都御苑の東側にある見過ごされがちなお寺や神社を紹介しました。 今回の記事では、その反対の京都御苑の北西にあるお寺や神社を紹介したいと思います。 上京区は、京都御苑や相国寺といった有名な観光名所に意識が行ってしまいますが、京都御苑の北西にも、興味深いお寺や神社が多数あるので、訪れて損はないでしょう。

八瀬の地名は壬申の乱が由来

京都市左京区に八瀬というところがあります。 叡山電車の八瀬比叡山口で降りると八瀬なのですが、そこは山に囲まれた自然溢れる地域です。 この地域を八瀬と呼ぶようになったのには、諸説あるそうですが、そのうちの一つの説を知ることができるのが、バス停ふるさと前の近くに建つ宿の八瀬かまぶろふるさとです。

葵祭観覧に便利なホテル

毎年5月15日は、京都三大祭りの一つである葵祭の路頭の儀が行われます。 この日、京都市内は旅行でお越しになった観光客の方で混雑し、ホテルや旅館も空室が少なくなります。 なので、京都で1泊して葵祭を観覧しようとお考えの方は、できるだけ早めに宿の予約をしておいた方が良いでしょう。 そこで、今回は、葵祭の観覧に便利な宿を紹介します。

めったに見られない西本願寺の飛雲閣

西本願寺には、通常非公開の国宝に指定されている飛雲閣という建物があります。 その飛雲閣が4月15日まで一般公開されることになりました。 時間は午後12時くらいから午後3時くらいまで。人数が多い時には入場整理が行われます。 飛雲閣は、普段、めったに見ることができないので、この機会に見ておきたいですね。 と言うことで、4月10日に飛雲閣を拝観してきました。

本圀寺は金色がいっぱい

以前に山科疎水の桜を観に行った時に疎水に鮮やかな朱色の橋が架かっているのに気付いたので、その橋を渡ってみました。 この橋は、法華経の大本山の本圀寺(ほんこくじ)へと続いています。

西郷隆盛の幕政改革の史跡・清閑寺

京阪電車の清水五条駅から五条通(国道1号線)を東に向かって、坂道を20分ほど歩いた場所に清閑寺というお寺が建っています。 清閑寺は、境内にある要石(かなめいし)から西の方角を眺めると、左右の山の間から京都の街が扇状に開けて見えることで有名です。 扇状に開けた京都市街の景色・清閑寺 閑静な境内から京都の街を眺めていると日常のストレスから解放されるように心が和んでいきます。 そんな穏やかな気持ちにさせてくれる清閑寺ですが、幕末には当時の政治に大きな影響を与える謀議が行われていました。

猫の恩返しで再興した称念寺

京都市上京区の千本ゑんま堂から千本通を横切って東に少し歩くと称念寺というお寺があります。 住宅が立ち並ぶ狭い路地の一角に建っているので、目立ちませんが、動物供養のお寺として知られています。 称念寺が動物供養のお寺として親しまれるようになった理由は、三代目住職が猫好きであったことと関係があります。

満開の桜のトンネル・背割堤

2010年4月5日。 どうやら八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)と背割堤の桜が満開になっているようなので、午後から訪れてみることに。 石清水八幡宮も背割堤も、京阪電車に乗車し、八幡市駅で降りれば行くことができます。 どちらも3月下旬に訪れているので、まず、以下の記事をご覧になってから、今回の記事を読んでいただくと桜の咲き具合の違いがわかりますよ。 石清水八幡宮、背割堤の桜 3月26日時点

哲学の道から平安神宮までの桜散歩

前回の山科疎水桜散歩の続きです。 南禅寺の桜を観終わったのが午後3時前で、そこから哲学の道を北上した後、真如堂、金戒光明寺、平安神宮と西に歩いて行きます。 時間的にも厳しくなってきたので、ここからは少し急ぎ足で桜を観て廻りました。