京都御苑の周囲にある3つの名水

京都市内には、名水と呼ばれる湧水がいろいろなところにあります。 多くの場合、神社やお寺の境内から湧き出しており、場所によっては名水を汲むことができます。 ただ、観光のついでに名水を汲むと、持って帰るのが大変だったりします。 特に交通の便が悪いところだと、長時間重たい水を持って歩かないといけないこともあります。 だから、名水を汲むならバスや電車の駅が近くにあるところがおすすめです。 その条件を満たしているのが、京都御苑の周囲にある菅原院天満宮神社、梨木神社(なしのきじんじゃ)、下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)の3ヶ所です。

大納言佐局と再会した地にある平重衡の墓

ある日、京都市伏見区の日野の辺りを歩いていると、道路わきに古びた石柱が立っているのを見つけました。 その石柱には、「従三位平重衡卿墓」と刻まれていました。 こんな道の脇にお墓があるとは驚きです。 しかも、平家の公達のお墓が、こんなに無造作にあるなんて。

会津藩と新撰組がたてこもった伏見奉行所

近鉄電車の桃山御陵前駅から南に5分ほど歩いた辺りに桃陵団地(とうりょうだんち)があります。 この桃陵団地は、江戸時代に伏見奉行所があった場所です。 慶応4年(1868年)1月。 伏見奉行所にたてこもった会津藩と新撰組は、その北にある御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)に陣取っていた薩摩藩と激しい戦闘を繰り広げました。

建武の新政に嫌気がさした万里小路藤房が出家した相国寺

元弘3年(1333年)に鎌倉幕府が滅亡した後、元弘の変で常陸に島流しとされた万里小路藤房(までのこうじふじふさ)が、6月に京都に戻ってきました。 これから後醍醐天皇を中心とした政治が行われることに期待を持ちながら京都に戻ってきた藤房でしたが、すぐに護良親王(もりながしんのう)と足利高氏が、いがみ合っていることを知ります。 これは何とかしなければならないと考えた藤房は、すぐに足利高氏の屋敷へと向かいました。

紅葉まとめ2013年

12月も後半に入り、京都は、どこも紅葉が終わっています。 下鴨神社は、まだ残っているかもしれませんが、それ以外の紅葉の名所は、カエデの木に枝だけが残っている状態ですね。 私は、今年も、多くの紅葉の名所に訪れました。 2013年の紅葉は、色付きが比較的きれいだったのではないでしょうか。 今回の記事では、恒例の今年訪れた紅葉の名所のまとめです。

後醍醐天皇の石清水行幸

建武元年(1334年)6月に護良親王(もりながしんのう)が足利尊氏邸を襲撃する計画は未然に収まったものの、後醍醐天皇を中心とした建武の新政は、公卿と武士との間にある溝は深く、双方が協力しあうような関係にはありませんでした。 特に武士の不満が強く、鎌倉幕府を倒す前よりも、暮らしが悪くなっている状況。 反対に公卿の暮らしはぜいたくとなっており、このような状況では、武士の不満は増すばかりと考えた万里小路藤房(までのこうじふじふさ)が、改革に乗り出します。

敷地神社の5つの社殿

京都市北区の敷地神社は、安産のご利益があることで有名です。 何度か参拝したことがありますが、お参りに訪れている方は、若い女性が多いです。 やはり、安産のご利益があると信仰されていることから、若い女性がお参りによく訪れるんですね。 ご夫婦で参拝されている方もいらっしゃいます。 敷地神社の境内には社殿が5社あります。 今まで、本殿以外は、どういったご利益を授けてくれるのか、わからなかったのですが、最近、それそぞれの社の近くに説明書が設置されるようになったので、その内容がわかるようになりました。 今回の記事では、敷地神社の各社について紹介します。

護良親王の足利尊氏邸襲撃

元弘3年(1333年)5月に鎌倉幕府が滅亡した後、後醍醐天皇を中心とした政治体制が速やかに確立されていくかに見えました。 しかし、公卿に手厚く、武士を冷遇する恩賞に諸国の武士たちは天皇親政に少しずつ不満を募らせていきます。 そんな中、6月13日に護良親王(もりながしんのう)が征夷大将軍に任命されます。 討幕に加わった足利尊氏にとっては、自分が征夷大将軍になるつもりだったので、護良親王が征夷大将軍になったことには、不満が残るものとなりました。

午年の初詣は藤森神社はどうでしょう

一年の始まりである元日に初詣に行くという方は多いのではないでしょうか? 元日ではなくても、正月三箇日の間には、多くの人が京都の神社に初詣に訪れます。 ところで、初詣に行く神社はどのように選んでいるでしょうか? 地元の神社、有名な神社、ご利益で決めるなど、人によって違うでしょうが、その年の干支にちなんだ神社に参拝するというのもありですね。 午年と言えば、やはり馬。 馬と深い縁がある京都の神社と言えば、藤森神社(ふじのもりじんじゃ)が有名です。

金閣寺の参道の紅葉・2013年

京都の数ある観光名所の中でも特に人気があるのが金閣寺。 秋は紅葉がきれいなので、普段にも増して観光客の方が多くなります。 11月に私も金閣寺を訪れ、紅葉と一緒に金閣を見ましたが、それはそれはなんとも美しい景色でしたよ。 やっぱり、観光で金閣寺に訪れたら金閣をじっくりと拝観したいですね。 でも、紅葉の時期は、金閣だけでなく参道のモミジもしっかりと見ておいた方がいいです。 ほとんどの人は金閣見たさに足早に参道を過ぎていきますが、金閣寺の紅葉は、参道が最もきれいなんですよね。