4月も下旬となり、そろそろ京都の桜も終盤に入っています。
まだ遅咲きの八重桜を見られるところはありますが、ほとんどの桜の名所では見ごろを終え初夏の風景に変わりつつあります。
私も、今年のお花見は打ち止めです。
ということで、今回の記事では、今年訪れた桜の名所を振り返ります。
2月23日
今年最初のお花見は、2月23日でした。
この日は、京都市伏見区の淀水路を訪れました。
淀水路
例年だと、2月下旬にちらほらと河津桜が咲き始めている淀水路沿いですが、今年は全くと言って良いほど咲いていませんでした。
それでも淀水路から少し離れたところに植わっている正月桜と呼ばれている河津桜は、開花しており、無駄足にはなりませんでした。

淀水路の正月桜
3月16日
3月16日にも、京都市伏見区の淀に河津桜を見に行きました。
淀城跡公園
淀城跡公園では、河津桜が見ごろに近づいていました。

淀城跡公園の河津桜
この日は雨が降っていて、あまりきれいな写真は撮影できませんでしたが、美しく咲く河津桜を見られたので良かったです。
その他に訪れた桜の名所
3月23日
3月23日も、淀水路に河津桜を見に行きました。
淀水路
淀水路の河津桜は満開となり、水路沿いに濃いピンク色の花がたくさん咲いていましたね。

淀水路の河津桜
国内外から多くの旅行者や観光客の方が訪れ、大賑わいでした。
今年は淀水路の河津桜の開花が遅かったこともあり、例年より随分と遅れて見ごろを迎えました。
毎年当たり前のように同じ時期に咲くとは限らないことを教えられましたね。
3月31日
3月31日は、京都市左京区と東山区を中心に桜を見に行きました。
要法寺
京都市左京区の要法寺では、本堂の前の2本の三春滝桜が見ごろを迎えていました。

要法寺の三春滝桜
以前は背が低かった三春滝桜も、随分と生長し、美しい姿を見せてくれるようになりましたね。
本堂の屋根まで背が伸びるのは、あと何年後でしょうか。
その時が楽しみです。
桜花苑
哲学の道近くにある桜花苑では、陽光桜が満開となり、濃い紅色の花をたくさん咲かせていましたね。

桜花苑の陽光桜
ここはまだ人が少なく桜の穴場です。
あまり人に知られないと良いのですが、いずれ大勢の観光客の方が訪れるようになるでしょう。
その他に訪れた桜の名所
- 紅枝垂れ桜が満開の満足稲荷神社・2025年
- 岡崎疏水で咲き始めた桜・2025年
- 金戒光明寺の枝垂れ桜が満開・2025年
- 真如堂のたてかわ桜が見ごろを迎える・2025年
- 桜が咲き始めた哲学の道・2025年
- 大豊神社の枝垂れ桜が満開・2025年
- 円山公園で枝垂れ桜が見ごろを迎える・2025年
- 祇園白川の枝垂れ桜が見ごろを迎える・2025年
4月4日
4月4日は、京都府八幡市の桜の名所を訪れました。
背割堤
今年のソメイヨシノの開花は3月27日で、それから約1週間経過した背割堤では、桜が見ごろを迎えていました。

背割堤
この日は晴天で、芝生の緑と桜の薄紅色がきれいでしたね。
心が和む風景でした。
4月5日から入場に100円が必要となる背割堤さくらまつりが始まりましたが、その前日だったことから運良く無料で入場できました。
その他に訪れた桜の名所
4月7日
今年最後のお花見は4月7日でした。
例年だと4月中旬まで遅咲きの桜を見に行っているのですが、今年は都合が悪く、遅咲きの桜は見に行けませんでした。
この日は、京都市東山区の桜の名所を訪れました。
豊国廟
豊国廟では、ソメイヨシノが満開となっていました。
阿弥陀ヶ峰の山頂からは、桜が満開になった清水寺も眺められましたね。

豊国廟から見る清水寺
想像していたよりも、清水寺の桜は少なめでしたが、爽快な景色を眺められたので満足でした。
約500段石段を上るのは大変ですが、また見に来たいですね。
建仁寺
建仁寺でも、桜が満開になっていました。
ソメイヨシノだけでなく、八重桜もたくさんの花を咲かせていましたね。

建仁寺の八重桜
八重紅枝垂れ桜も、ちょうど見ごろで、境内全体が華やかになっていました。
そのためか、旅行者や観光客の姿も多く、普段より賑わっていました。
それでも、繁華街の祇園から近い桜の名所にしては、それほど人が多くならないのが建仁寺の良いところです。
その他に訪れた桜の名所
- 法住寺で見ごろを迎えた八重紅枝垂れ桜・2025年
- 智積院の八重紅枝垂れ桜が見ごろに入る・2025年
- 桜が満開の新日吉神宮・2025年
- 桜が満開の大谷本廟・2025年
- 妙見堂を埋め尽くす満開の桜・2025年
以上が、2025年に訪れた桜の名所でした。
今年は、3月中旬以降も梅を見に行っていたため、早咲きの桜を見そびれてしまい、例年より桜を見られませんでした。
それでも、満開のソメイヨシノを見られたので良しとしましょう。
来年も、また美しい桜を見られるのを楽しみに1年待つことにします。
なお、今年撮影した桜の写真は、京都桜photoに掲載していますので、来年以降のお花見の参考にしてもらえると嬉しいです。