元日に京都市東山区の六道珍皇寺に参拝した後、北に約5分歩き、建仁寺にも参拝しました。
建仁寺は、京都最古の禅寺で、創建は鎌倉時代初期です。
祇園に広々とした境内を持つ建仁寺ですが、旅行者や観光客で混雑することがないのが良いところです。
青空が美しい境内
建仁寺には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約5分歩くと到着します。
今回は、南東の角から建仁寺に入ることに。
東側の参道では、まだ紅葉が残っていました。
さすがに色は茶色くなっていてきれいではありませんでしたが、まだモミジが多いですね。
まずは、境内の東側に祀られている楽大明神にお参り。
三門の前は、木々の葉が落ち、冬の景色。
建仁寺の三門は、御所を望むという意味から望闕楼(ぼうけつろう)の名があります。
元日は、晴天だったので、三門に上ると清々しい景色を見られたでしょうね。
でも、普段は三門に上ることはできません。
三門の後ろに建つ法堂(はっとう)も、青空の下で美しい姿を見せてくれました。
法堂脇の木が伐られており、以前より見晴らしがよくなっています。
法堂は、元日から拝観できるようでした。
法堂の天井には龍が描かれていますよ。
昨年は辰年だったので、多くの参拝者が法堂を拝観したのではないでしょうか。
法堂の東側に建つ小鐘楼。
昨年の秋に参拝した時は工事をしていましたが、今は工事が終わり覆いが外されています。
予定通り、12月下旬に工事が終わったようですが、見た目は以前と変わっていないようです。
境内の東側のコケは、みずみずしさが失われていました。
コケも、冬に入ったようです。
塔頭(たっちゅう)の西来院(せいらいいん/さいらいいん)。
昨年は、特別公開で賑わっていましたが、元日は門が閉ざされています。
特別公開は、昨年だけかと思われましたが、今年も、京の冬の旅で特別公開されます。
特別公開は、1月10日から3月18日までで、拝観料は800円です。
京の冬の旅では、多くの寺社で文化財の公開が行われ、3ヶ所拝観しスタンプを3つ集めると、お店でお茶やお菓子の接待を受けられますよ。
北東角の建仁寺垣へ。
建仁寺垣に沿って参道を歩いていくと北門があります。
ここから外に出ましょう。
元日の建仁寺は、普段と変わらず人が少なめでした。
晴天だったこともあり、境内を歩いていると心身が清められるようでしたよ。
この後は、安井金比羅宮に参拝します。
なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。