毎年、旧暦の七夕の時期に行われる京の七夕。
2015年は8月1日から10日までが開催期間です。
初日の1日に参加した京の七夕ですが、鴨川会場の次に二条城のプロジェクションマッピングを見に行きました。
二の丸御殿のプロジェクションマッピング
二条城の最寄り駅は、地下鉄二条城前駅です。
二条城の入り口に午後7時30分頃に到着。
大勢の観光客の方が、続々と二条城に入っていきます。
入口を入ってまっすぐに進むと、七夕飾りがありました。
願い事が書かれた短冊がたくさん笹に吊るされていましたよ。
二条城の唐門付近には、竹と光と友禅のアート作品が展示されていました。
下の作品は、想浮(オモフ)という作品です。
唐門をくぐって二の丸御殿へ向かいます。
唐門付近に多くの人がいて、二の丸御殿のプロジェクションマッピングを見ることができません。
でも、中に入ってしまえば混雑していないことは、過去の経験からわかっているので、人をかき分けながら二の丸御殿へと近づきます。
予想通り、二の丸御殿の近くは人が少なく、快適にプロジェクションマッピングを見れました。
今年のプロジェクションマッピングのテーマは「琳派」です。
本阿弥光悦が、洛北鷹峯に芸術村を作って今年でちょうど400年。
全国的に琳派400年記念を祝う事業が行われていますね。
特に京都は琳派発祥の地なので、2015年はいろんなところで琳派の文字を見かけます。
プロジェクションマッピングは3分程度の間隔で実施されます。
二の丸御殿の壁や屋根には、青色、白色、緑色など、様々な光が浮かび上がります。
こんなカラフルな光も。
このプロジェクションマッピングは、日本的ですね。
琳派って?展
二の丸御殿のプロジェクションマッピングを見た後は、順路に従い進んでいきます。
途中、京都の物産販売が実施されている一角があります。
抹茶やかき氷など、冷たいものも用意されているので、暑さがきつい時は召し上がって体を冷やすと良いでしょう。
二条城台所にやってきました。
ここでスタンプを1個押印。
二条城台所では、特別展示「琳派って?展」が開催されています。
琳派ゆかりの作家の作品がたくさん展示されていましたよ。
下の作品は、琳派を代表する作家尾形光琳の宇治橋図団扇です。
こちらも有名な琳派の作家俵屋宗達の作品「双犬図」です。
戯れあう白黒の仔犬を水墨で表現しています。
他にも、俵屋宗達の作品は、建仁寺に保管されている風神雷神図屏風も展示されていましたよ。
原寸大複製はなんと140万円もするそうです。
こんな屏風を玄関に置いてみたいですが、庶民には手が出ないお値段であります。
京の七夕2015年目次
- 京の七夕鴨川会場・2015年
- 京の七夕二条城のプロジェクションマッピング・2015年
- 京の七夕堀川会場・2015年