2013年09月10日一覧

豊臣秀吉を祀る豊国神社

京都市東山区に建つ豊国神社は、その名から想像できるように豊臣秀吉を祀っている神社です。 豊臣秀吉というと、大坂城のイメージが強いですが、京都との関係が深い人物です。 京都を城郭都市とするために御土居を造りましたし、亡くなったのは伏見城だったわけで、秀吉は全盛期から晩年まで、京都で過ごしていました。 秀吉が亡くなると、その遺言により、遺体は東山の阿弥陀ヶ峰に葬られ、そのふもとに廟社が建てられ、後陽成天皇から豊国大明神の神号を賜りました。 しかし、大坂夏の陣で豊臣家が滅亡すると徳川幕府により、廟社は壊されてしまい、明治時代まで再建されませんでした。